ことわざ「雀百まで踊り忘れず」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「雀百まで踊り忘れず」の意味をスッキリ理解!

雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず):幼いころの悪い習慣は一生抜けないこと

「雀百まで踊り忘れず」の意味を詳しく

「雀百まで踊り忘れず」は、幼いころの悪い習慣は一生抜けないことを意味することわざです。

雀は生まれたときに地面をちょんちょんと跳ねて歩く習性があります。この習性が死ぬまで続くことから、このように言われるようになりました。

転じて若いころに身についた道楽は、年をとっても治らないことを意味することがあります。

このことわざは、「良い習慣が一生続くという」意味では使われません。

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「雀百まで踊り忘れず」の使い方

  1. あの人はいくつになっても浮気をしている、まさに雀百まで踊り忘れずだ。
  2. 彼の天邪鬼(あまのじゃく)な性格は、雀百まで踊り忘れずだ。

①と②では、人の性格がいくつになっても変わらないことを表しています。天邪鬼とは、大多数の人の意見に逆らおうとする素直でない性格を指します。

「雀百まで踊り忘れず」の由来

もともとは、上方(かみがた)いろはかるたの一つです。上方いろはかるたは、いろは47字に「京」の字を加えたかるたとして、上方地方(京都)で誕生しました。

「雀百まで踊り忘れず」は、上方いろはかるたの一つ『鷹筑波集(たかつくばしゅう)』に収められています。

鷹筑波は、俳諧師である西武(さいむ)によって1642年(寛永19)に作られました。300名超の俳人たちの詩が取り上げられています。

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「雀百まで踊り忘れず」の類義語

「雀百まで踊り忘れず」には以下のような類義語があります。

  • 頭禿げても浮気はやまず:年をとっても浮気癖が直らないこと。
  • 産屋(うぶや)の風邪は一生つく:赤ん坊の時に風邪をひくと、病気がちになるということ。
  • 漆(うるし)剥(は)げても生地は剥げぬ:人や物の本質や性格は死ぬまで変わらないこと。
  • 三つ子の魂百まで:幼い頃の性格は、年をとっても変わらないこと

「雀百まで踊り忘れず」の対義語

雀百まで踊り忘れずには以下のような対義語があります。

  • 昔取った杵柄(きねづか):若いころに身に着けた能力は年を取っても衰えないこと。

「昔取った杵柄」には悪い意味はありません。「杵柄」とは、杵の握る棒状の部分のことを言います。脱穀や餅つきのためにも使われます。その能力は老いても体で覚えているということから転じてこのことわざになりました。

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「雀百まで踊り忘れず」の英語訳

雀百まで踊り忘れずを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • What is learned in the cradle is carried to the tomb.
    (ゆりかごの中で覚えたことは、墓場まで覚えている。)
  • Sparrows do not forget dance until hundred.
    (雀百まで踊り忘れず)

“cradle”は「ゆりかご」、”tomb”は「墓」を意味しています。

まとめ

以上、この記事では「雀百まで踊り忘れず」について解説しました。

読み方雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)
意味幼いころの悪い習慣は一生抜けないこと
由来江戸時代のいろはかるた「鷹筑波」
類義語頭禿げても浮気はやまず、産屋の風邪は一生つく、三つ子の魂百までなど
対義語昔取った杵柄など
英語訳“What is learned in the cradle is carried to the tomb.”(ゆりかごの中で覚えたことは、墓場まで覚えている。)

このことわざは、日常生活でもよくつかわれることがあります。ぜひ覚えてみてください。

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