同じようで違う!「0時」と「24時」の違い|午後0時の解釈

違いのギモン

今回は「0時」と「24時」の違いについて解説します。このように言うと首をかしげる方もいるのではないでしょうか。

「0時」と「24時」が指す針は同じ場所です。しかし、含まれるニュアンスがそれぞれ異なります。今回はその違いを見ていきましょう。

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結論:指したいタイミングが違う

0時も24時も、昼の12時と区別する目的で用いられます。

ただ、0時は 1日のはじまりを指し、24時は 1日の終わりを意味します

「0時」の利点と欠点

0時と書いた時、日付が誤解されることはほとんどありません。たとえば、7月7日の0時と書いたら、日付が変わって7月7日になったんだな、とわかりますよね。

しかし、0時は昼の0時なのか、夜の0時なのかあいまいですよね。先ほどの例も、もしかしたら7月7日の正午のことを表しているのかもしれません。

よって、深夜0時を午前0時、正午を午後0時としたほうが丁寧でしょう。

また、24時間制なら正午は12時になり、0時は必ず夜の0時を指してることになります。そのため、飛行機や電車の時刻表など、誤解が生じたらまずい場所では、時刻は24時間制になっています。

午後0時について

日本では、1872年の旧暦11月9日に、『太政官布告(だじょうかんふこく)第337号』として、時刻制度が定められました。

時刻制度では、深夜0時から昼の12時までを午前、昼過ぎの1時から深夜の12時までを午後としていました。

そのため、昼の12時を指す表現は午前12時のみであり、午後0時という表現は法的には存在しません

 

ただ、そうすると午前12時と午後12時が昼なのか夜なのか、区別がつきにくいという問題が発生します。そこで、法律とは別に、12時の表記については、独自にわかりやすいルールが決められている例が多くあります

たとえば、国立天文台は、深夜の12時を午前0時、昼の12時を午後0時としています。

国立天文台:理論と実践(観測)の両面から天文学を研究する日本の機関。世界最先端レベルの観測施設を所有している。
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「24時」の利点と欠点

一方、24時と書いた時、正午と間違われることはまずありません

ですが、24時は日付があいまいですよね。たとえば、7月7日の24時と言った場合、これは7月6日が7月7日になった時刻でしょうか、それとも7月7日が7月8日になった時刻でしょうか。

正解は後者です。24時は、23時59分の60秒後のことを意味しています。ただし、誤解を避けるために、7月8深夜0時(7月7日24時)などと表記することが多くあります。

 

また、24時は、期間の終わりとして、時間の幅を直感的にわかりやすくする働きも持ちます。

たとえば、「開店時間は7時から24時」と言う場合、朝の7時から 17時間お店が開いているという意味がすぐに伝わります。もし0時や12時と書かれていたら、深夜を指すのかどうかがわかりにくくなってしまいます。

なお、24時間制では23時59分の次は0時0分です。24時という表現は24時間制で表せる範囲を超えています。そのため、本来は0時という表現が正しく、24時というのは適切な表現ではないという点を押さえておきましょう。

まとめ

以上、この記事では、「0時」と「24時」の違いについて解説しました。

  • 0時:1日のはじまりを指す。昼の12時と誤解されやすい。
  • 24時:1日の終わりを指す。日付が誤解されやすい。

0時と24時。この2つの言葉は同じようで違っていたんですね。0時に関しては、昼の12時との関係をきちんと把握しましょう。また、24時の場合は、閉店時刻など、何かが終わることを指す文脈とあわせて用いられることが多いでしょう。

今度から0時と24時を使う時は、誤解されないよう表現に気をつけていきたいですね。

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