ことわざ「雀の涙」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「雀の涙(すずめのなみだ)」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、対義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

「雀の涙」の意味をスッキリ理解!

雀の涙:ごくわずかなもののたとえ

「雀の涙」の意味を詳しく

「雀の涙」とは、ごくわずかなものを表す時に使うたとえです。

上の画像の彼女は、お金をみて寂しげな表情をしています。「欲しいものがあるのに、これでは足りない」「あといくら必要なのだろうか」という考えをしていたとします。

この時、彼女にとって、このお金は「雀の涙」ほどに過ぎません。

 

このように、「雀の涙」は、必要な量に全く達していない、全然見込めない、のような否定的な表現で使われるのが一般的です。

「涙」は、感情が高ぶった時の生理的現象なので、「涙」がつくことわざは感情を表すことが多いです。例えば、「鬼も目にも涙」は、「厳しい人が、感情を動かされ、涙を流すこと」を意味します。しかし、「雀の涙」には、感情のニュアンスはありません。

スポンサードリンク

「雀の涙」の使い方

「雀の涙」は、否定的な表現で使われるのが一般的です。

  • 雀の涙ほどのボーナスだった。
  • 私の財布の中は雀の涙ほどしか入っていない。

「雀の涙」の由来

「雀の涙」は、小さな雀から流れる涙くらい、本当に少量であること、という意味のことわざです。

 

何故、ニワトリではなく、カラスではなく、「雀」なのでしょうか。

様々な説がありますが、そもそも「雀」と命名された由来が関係している、という見方があります。

 

スズメの「スズ」は、小さいことを表す「ササ(最小)」が転じたものだと言われています。

一方、スズメの「メ」は、群れるという意味です。

つまり、雀は、名前からして、小ささが特徴として取り上げられている鳥であるといえます。

スポンサードリンク

「雀の涙」の類義語

雀の涙には以下のような類義語があります。

  • 姑の涙汁(しゅうとめのなみだじる):とても少ないこと
  • 蚊の涙(かのなみだ):とても微量であること
  • 猫の額(ねこのひたい):非常に狭いことの例え
  • 蚤(のみ)の小便:とても微量であること

「雀の涙」の対義語

雀の涙には以下のような対義語があります。

  • 枚挙(まいきょ)に遑(いとま)がない:量が多すぎて数えきれないこと
  • 広大無辺(こうだいむへん):広く果てしないこと
  • 掃(は)いて捨てるほど:非常に多くて有り余っていること
スポンサードリンク

「雀の涙」の英語訳

雀の涙を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Drop in the bucket
    (バケツの中のしずく)
  • a thimbleful of
    (ごく少量の)
  • a toothful of
    (一口ほどの)
  • chicken feed
    (ひよこのエサ)

まとめ

以上、この記事では「雀の涙」について解説しました。

読み方 雀の涙(すずめのなみだ)
意味 ごくわずかなもののたとえ
由来 雀という鳥が、最小の鳥であることが由来
類義語 姑の涙汁、蚊の涙、猫の額、蚤の小便
対義語 枚挙に遑がない、広大無辺、掃いて捨てるほどなど
英語訳 Drop in the bucket(バケツの中のしずく)

「雀の涙」は、マイナスの要素が強い表現なので、あまり使わない状況でありたいですね。

スポンサードリンク