ことわざ「枚挙にいとまがない」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「枚挙にいとまがない(まいきょにいとまがない)」です。「~するのは、枚挙にいとまがない」などという形で耳にすることが多いでしょう。

以下では、「枚挙にいとまがない」の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「枚挙にいとまがない」の意味をスッキリ理解!

枚挙にいとまがない(まいきょにいとまがない):該当する事例があまりにも多すぎて、いちいち数えきれないこと

「枚挙にいとまがない」の意味を詳しく


「枚挙にいとまがない」とは、あまりにも多すぎて、いちいち数えきれないことです。

「枚挙」とは、ひとつひとつ数えることです。「いとま」は、暇な時間や余裕のことを言います。

つまり、「枚挙にいとまがない」は数えきる余裕もないほどに数が多いという意味を表しています。

また、「いとま」は漢字で表記されることもあり、「枚挙に遑がない」「枚挙に暇がない」と書くことができます。

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「枚挙にいとまがない」の使い方

「枚挙にいとまがない」は、以下のように使われます。

  1. 同じようなミスでビジネスチャンスを逃した事例は、枚挙にいとまがない。注意して取り組もう。
  2. 彼女がこの会社で成し遂げた功績は、枚挙にいとまがない
  3. 近頃、芸能界におけるスキャンダルの数々は枚挙にいとまがない
「枚挙にいとまがない」は、良い意味でも悪い意味でも使うことができます。

①は、ビジネスチャンスを逃した事例は数多いことを言っています。②では、彼が何度も会社でよい成績を修めたということが述べられています。そして、③では、芸能界でのスキャンダルが数えきれないほど起きていることを指しています。

3つの例文のように、「例を挙げるときりがない」というニュアンスの文章で使われることが一般的です。

「枚挙にいとまがない」の類義語

「枚挙にいとまがない」には以下のような類義語があります。

  • 十指(じっし)に余る:10本の指で数えきれないこと、10以上であること
  • 星の数ほど:数が非常に多いことのたとえ

「十指に余る」は、「10本の指で数えきれないこと」という意味です。そこから転じて、数え上げていくとかなりの数になるという意味で用いられます。

「星の数ほど」は、「十指に余る」に比べて、数え切ろうとしても数えきれないというニュアンスが強調されます。

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「枚挙にいとまがない」の英語訳

「枚挙にいとまがない」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • too many to count
    (数えるには多すぎる、枚挙にいとまがない)
  • too numerous to mention
    (名を挙げるには多すぎる)
  • too numerous to enumerate
    (列挙するには多すぎる)

numerousは、frequent(頻繁に)やcommon(通常の)と書き換えることができます。

“Similar cases are too numerous to enumerate.” (似たような例は枚挙にいとまがない。)

まとめ

以上、この記事では「枚挙にいとまがない」について解説しました。

読み方枚挙にいとまがない(まいきょにいとまがない)
意味該当する事例があまりにも多すぎて、いちいち数えきれないこと
類義語十指に余る、星の数ほど
英語訳too many to count(数えるには多すぎる、枚挙にいとまがない)

「枚挙にいとまがない」は、聞き馴染みのあることわざではないでしょうか。よく知っているようでも、時に間違った解釈をしてることがあります。身近な言葉だからこそ、使われる場面やその言葉が持つニュアンスをきちんと理解しておきたいですね。

「枚挙にいとまがない」の意味や使い方を覚え、正しく使えるようにしましょう。

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