「シニカル」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「シニカル」です。

「シニカル」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。

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「シニカル」とは?

シニカル(cynical):皮肉な態度や、あざ笑った態度、ひねくれた様子のこと

「シニカル」の意味を詳しく

「シニカル」とは、皮肉な態度、またはあざ笑った態度、ひねくれた様子のことです。

つまり、相手を見下して馬鹿にする態度のことや、相手を信用していない様子を表します。

したがって、「シニカル」は悪意を含んだ言葉として使われます

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「シニカル」の使い方

  1. 私の上司はシニカルな性格で、深刻な相談をしてもまともに取り合ってくれない。
  2. 彼のシニカルな笑みは周囲の人を不気味がらせている。
  3. あのコメディアンは、シニカルな話し方をすることで有名だ。

上の例文のように、「シニカル」は、「態度」「表情」「話し方」などの様子を表現することに用いられることが多いでしょう。

「シニカル」の語源

シニカルの語源はギリシャ語の “kynikos” です。

ギリシャには、古代ギリシャの時代に、文化的な生活を拒否し、犬のように食べ物をねだったりして、乞食の生活を送る者たちがいました。

この者たちは、社会に対して冷めた態度で臨む哲学的思想をもつグループに所属していました。

 

世の人々はこの集団を馬鹿にして、「犬のような」という意味をもつ “kynikos”(キュニコス)という名前を付けました。そして、キュニコス派、または犬儒(けんじゅ)派と呼ぶようになりました。

このキュニコス派の社会に対して諦めた態度から、「皮肉な、人を馬鹿にした」という意味をもつ英単語“cynical”の語源となったのです。

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「シニカル」の類義語

シニカルには以下のような類義語があります。

  • アイロニカルな:皮肉を含んでいる様子。反語的。
  • ニヒルな:人生を虚しいものと考え、諦めている態度

「アイロニカル」と「シニカル」は、どちらも日本語で「皮肉」と訳されるので、意味が混同されることが多い言葉です。

これらの決定的な違いは、「アイロニカル」には悪意は含まれていないけれど、「シニカル」は相手を馬鹿にするような悪意を含んでいることです。

まとめ

以上、この記事では「シニカル」について解説しました。

英語表記 シニカル(cynical)
意味 皮肉な態度や、あざ笑った態度、ひねくれた様子のこ
語源 ギリシャ語で「犬のような」という意味を表す“kynikos”
類義語 アイロニカル、ニヒルなど

一口に「皮肉」と言っても、相手を馬鹿にしたものなのか、それともユーモアが含まれたものなのか、大いに異なります。

適切な理解をして、誤解が生じないように気を付けましょう。

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