「ウィット」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ウィット」です。
「ウィット」の意味、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。

「ウィット」の意味をスッキリ理解!

ウィット(wit):気のきいた会話や文章などを生み出す才能や知恵

「ウィット」の意味を詳しく

「ウィット」とは、気のきいた会話や文章などを生み出す才能や知恵のことです。

その場の流れや雰囲気に合わせた臨機応変な返しや、機転の利いた思いつきのことを表します。

単に気が利いているだけでなく、鋭さのある返しや、ユーモアの含まれる返しを「ウィット」と表現します。

 

「ウィット」は、「その場に応じて気の利いたことを即興で言う才能や知恵」と言われることもあります。

「用意していた面白いことを言う」のではなく、「場の流れに応じて即興で機転の利いたことを言う」というポイントが重要になっています。

「ウィット」の使い方

「ウィット」は、以下のような形で使われることが多いです。

  • ウィットに富む
  • ウィットを交える
  • ウィット
  • ウィットが利いた(効いた)

それぞれの意味や例文を見ていきましょう。

「ウィットに富む」の使い方

「ウィット」は、「ウィットに富む」「ウィットに富んだ○○」という形で使われることが非常に多いです。

「ウィットに富む」とは、簡単に言えば「ウィットが豊富である」という意味で、人や会話、議論などを形容するときに使われます。

「ウィットに富んだ人」と言う場合には、「気のきいた会話や文章などを生み出す能力に長けている人」を表します。

「ウィットに富んだ会話」のように、人以外のものを形容する場合には、「機転の利いた返しやユーモアのある返しが多く含まれていること」を表します。

例文
彼は、ウィットに富んだ返事をして場を和ませた。

「ウィットを交える」の使い方

「ウィットを交える」とは、会話や議論の中に「機転の利いた返しやユーモアのある返しを入れこむこと」を指します。

真面目な雰囲気の話の中に、ふざけてはいないけれど少し笑えるような上手な返しを行うことです。

例文
面接官は、ウィットを交えることで緊張をほぐしてくれた。

「ウィット感」の使い方

「ウィット感」とは、「ユーモアと才能があり、オシャレなようす」を表す言葉です。

人以外のアイデアや物を形容するときに使われる場合は、面白い発想であったり、おしゃれなデザインであったりすることを意味します。

例文
彼が提案した新商品は、ウィット感のあるデザインが特徴であった。

「ウィットの利いた」の使い方

「ウィットの利いた」とは、その場の状況に応じて機転のきいていること、流れに合わせた上手い返しであること」を指します。

「効いた」という漢字表記をすることもあります。

例文
ウィットの利いた返しに感嘆した。

「ウィット」の語源

「ウィット」の語源は英語の “wit” です。

英語の “wit” も「機知」「その場の上手い返し」という意味で使われます。

「ウィット」の歴史

“wit” は、もともと「知力」のことを表す言葉でした。しかし、17世紀のイギリスで「その場の優れた発想」「機転の利いた発想」などの意味で使われるようになりました。

その後18世紀には、「理性と想像力を含んだきわめて都会的なしゃれた発想」を表すようになりました。

これらの流れの中で「ウィット」は、詩の中の優れた表現や言い回し、発想を表す言葉として使われることが多かったです。

「ウィット」の類義語

「ウィット」には以下のような類義語があります。

  • 機知・機智(きち):その場に応じて、とっさに適切な応対や発言ができるような鋭い才能
  • 機転(きてん):その場に応じた、機敏な心の働かせ方
  • ユーモア:人の心を和ませるような面白さ
  • エスプリ:気のきいた会話や文章などを生み出す才能や知恵

「ウィット」と「ユーモア」の違い

「ユーモア」とは、「人の心を和ませるような面白さ」のことを表します。

一方で、「ウィット」とは「その場の流れや雰囲気に合わせた臨機応変な返し」のことです。「ウィット」には、人を和ませるというよりも鋭い返しのことであり、皮肉が込められることもあります。

まとめ

以上、この記事では「ウィット」について解説しました。

英語表記ウィット(wit)
意味気のきいた会話や文章などを生み出す才能や知恵
語源「機知」という意味の英単語 “wit” から
類義語機知・機智、機転、ユーモア、エスプリ

「ウィット」は、日常生活の中でもよく使われるカタカナ語です。この機会にしっかりと理解しておきましょう。