「躊躇(ちゅうちょ)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「躊躇(ちゅうちょ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「躊躇」の意味をスッキリ理解!

躊躇(ちゅうちょ):迷って決断できないこと。また、ためらうこと。

「躊躇」の意味を詳しく

「躊躇」とは、「ためらうこと」または「迷って決断ができないこと」を意味します。

「躊」と「躇」の訓読みはどちらも「ためらう」です。したがって、「躊躇」は同じ意味の漢字を重ねて、「迷って決断できないさま」を強調した熟語です。

「躊躇う」と書いて「ためらう」という読み方も一般的に使われています。

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「躊躇」の使い方

  1. バンジージャンプは、ほとんどの人が飛ぶことを躊躇してしまう。
  2. その犯人は、躊躇なく犯行を行った。
  3. 緊急を要する現場では、一瞬の躊躇も許されない

①のように「躊躇をする」や「躊躇する」という言い方は、最もよく使われます。

②の「躊躇なく」は、「遠慮なく」と同義になります。ためらうことなく何かを行ったり、決めたりする様子を表します。

③の「躊躇」は、「迷い」の言い換えとして使われています。

「躊躇」の類義語

躊躇には以下のような類義語があります。

  • 逡巡(しゅんじゅん):決断をためらって、ぐずぐずすること
  • 辟易(へきえき):勢いに押されて、尻込みすること
  • 優柔(ゆうじゅう):ぐずぐずしてはっきりしないさま
  • 因循(いんじゅん):ぐずぐずして煮え切らないさま
  • 遅疑(ちぎ):疑ってためらうこと

「逡巡」は「躊躇」とよく似た熟語です。「ためらうこと」を強調した「躊躇逡巡」という四字熟語もあります。

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「躊躇」の対義語

躊躇には以下のような対義語があります。

  • 決断(けつだん):きっぱりと決めること
  • 決行(けっこう):思い切って行うこと
  • 即断(そくだん):すぐに決めること
  • 敢行(かんこう):懸念を押し切って行うこと
  • 英断(えいだん):思い切りよく決めること

「躊躇」の英語訳

躊躇を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • hesitate
    (ためらう)
  • disinclined
    (気が進まない)
  • keep from
    (〜を避ける)

“hesitate” は、「ためらう」の英訳として最もよく使われます。 “Don’t hesitate to speak up.(躊躇せずはっきり主張して)” のように使います。

また、 “hesitant” という形容詞形もよく使われます。 文中では、 “I’m hesitant to make up my mind.(決断するのをためらっています)” のように言います。「勇気が出ずにためらう」や「遠慮をしてためらう」というニュアンスが含まれます。

 

“disinclined” には、「気が進まない」や「気乗りしない」という意味合いが含まれています。

“He felt disinclined to be involved into that complicated problem.(彼はその複雑な問題に巻き込まれることをためらった)” のように、「関わることを嫌がる」ようなニュアンスを持ちます。

“keep from” は、間に目的語を入れて使います。 “Something keeps him from going to school.(何かが彼に、学校に行くことを躊躇させる)”のように受け身の形で使うため、少し難易度が高いです。

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まとめ

以上、この記事では「躊躇」について解説しました。

読み方 躊躇(ちゅうちょ)
意味 迷って決断できないこと。また、ためらうこと。
類義語 逡巡、辟易、優柔など
対義語 決断、決行、即断など
英語訳 hesitate(ためらう)

「躊躇」は難しい漢字のため、読み方を知らない人が少なくありません。「躊躇う」の読み方も、あまり浸透していません。

しかし、社会に出ると目にすることも増えます。読み方だけでも知っておくと、多くの場面で役に立ちます。

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