「英断(えいだん)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「英断(えいだん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「英断」の意味をスッキリ理解!

英断(えいだん):思い切りがよく優れている判断

「英断」の意味を詳しく

「英断」とは、思い切りのよい判断や決断を下すことです。

「英」という字には「すぐれている」という意味があります。「断」という字には「決める」という意味や「思い切った」という意味があります。

これらの意味が組み合わさり、「思い切った、優れている決断」という意味になるのです。

「英断」の使い方

  1. 監督の「選手交代をして戦術を変える」という英断が、チームに逆転勝利をもたらした。
  2. リーダーが計画を続けるという英断を下したおかげで、この会社は成長することができた。

上記の例文のように、「英断」はそのままの形や、「英断を下す」などの形で使われます。

①の例文では、「監督」の「戦術を変える」という決断が良い結果をもたらし、「英断」と表現されています。

②の例文では、「リーダー」の決断が「会社の成長」という結果をもたらしたため、その判断が「英断」となっています。

 

このように、「英断」は多くの場合、単に優れているだけではなく、大きな変化があったりリスクが大きかったりなど、決断するのに勇気が必要な判断のことを指します。

「英断」は、一般的に物事の結果が出てから決まるものです。思い切った決断であっても、そのために悪い結果がもたらされた場合には、「英断」とは呼ばれません。

そのため、「英断」は「英断だった」「英断が良い結果をもたらした」など、既に物事が決着した後に、過去を語る文脈で使われます。

「英断」の類義語

英断には以下のような類義語があります。

  • 即断:その場で判断を下すこと
  • 速断:急いで判断すること
「即断」は、即座に決断するという意味の言葉です。話が上った場で、相談や熟考をせず決めてしまうことを表します。

「速断」は、読みについては「即断」と同じ「そくだん」ですが、意味が少し変わります。

「即断」がその場で決断してしまうことを表すのに対し、「速断」は単に判断が早いことを表します。必ずしもその場で結論を出している必要はなく、「即断」よりもやや慎重に答えを出している印象があります。

また、「速断」には「早まった判断」という意味もあり、「急ぐあまり適切でない判断をしてしまった」という場合にも使われるので注意が必要です。

「英断」の対義語

英断には以下のような対義語があります。

  • 愚断(ぐだん):愚かな判断
「愚断」は、よくない判断のことを表す言葉です。

「英断」の「すぐれた判断」に対して反対の意味になりますが、「思い切りがよくない」というニュアンスが必ずしも含まれているとは限りません。

「英断」の英語訳

英断を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Decisive judgement
    (決断力のある判断)
Decisiveには、「決定的な」という意味があります。勝負事や、判断を必要とするなにかを決着させる決め手のことを表します。

また、「決心が揺るがない」という意味もあり、「決断して変えない」というニュアンスもあります。

これらの意味に「決断」という意味のjudgementが加わり、「英断」に近い意味となるのです。

まとめ

以上、この記事では「英断」について解説しました。

読み方英断(えいだん)
意味思い切りがよく優れている判断
類義語即断、速断
対義語愚断
英語訳Decisive judgement(決断力のある判断)

「英断」を下せる人は、それだけで尊敬の的になるものです。大事な場面で「英断」ができるといいですね。