四字熟語「竜頭蛇尾(りゅうとうだび)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「竜頭蛇尾(りゅうとうだび)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「竜頭蛇尾」の意味をスッキリ理解!

竜頭蛇尾(りゅうとうだび):はじめは勢いがいいが、終わりになると衰えること

「竜頭蛇尾」の意味を詳しく

「竜頭蛇尾」は、「はじめは盛んで勢いがいいが、終わりは衰えて振るわなくなる」という意味です。

頭は竜のように立派だが、尾は蛇のようで期待はずれだ、という意味合いで使われます。

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「竜頭蛇尾」の使い方

  1. 彼は、「自分に任せろ」と散々言っていたのに、竜頭蛇尾だったのか。
  2. チャンスをつかんでも、竜頭蛇尾ではいけません。最後までモチベーションを保ちましょう。

「竜頭蛇尾」の由来

「竜頭蛇尾」は、中国の『景徳伝灯録(けいとうでんとうろく)』に由来します。

 

『景徳伝灯録』とは、宋の時代に書かれた仏書のことです。その21巻に、次のように書かれています。

「惜しむべし竜頭翻かえって蛇尾と成る」 

陳尊者(ちんそんじゃ)という僧が、旅の途中で出会ったお坊さんと議論をしました。

このお坊さんは、最初は威勢よく話していました。しかし陳尊者は、「頭は竜のようだが、尾は蛇のようだろう」と考え、彼に質問をしました。すると、お坊さんはそれまでの勢いをなくしてしまいました。

案の定、「竜頭蛇尾」であったというこの話から、「竜頭蛇尾」ができたと言われています。

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「竜頭蛇尾」の類義語

竜頭蛇尾には以下のような類義語があります。

  • 有頭無尾(ゆうとうむび):始めだけはあるが、終わりがないこと
  • 大山鳴動(たいざんめいどう):騒ぎだけ大きく、結果は小さいこと
  • 虎頭蛇尾(ことうだび):はじめは勢いが盛んだが、終わりまで続かないこと

「竜頭蛇尾」の対義語

竜頭蛇尾には以下のような対義語があります。

  • 有終完美(ゆうしゅうかんび):最後まで立派にやり遂げること
  • 初志貫徹(しょしかんてつ):最初から最後まで志をつらぬくこと
  • 終始一貫(しゅうしいっかん):態度などを始めから終わりまでつらぬき通すこと
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「竜頭蛇尾」の英語訳

竜頭蛇尾を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • anticlimax
    (竜頭蛇尾)
  • a bright beginning and a dull ending
    (明るい始まりとさえない終わり)
  • a strong beginning and a weak ending
    (勢いのある始まりと弱々しい終わり)

anticlimaxとは、「あっけない結末」を意味します。可算名詞なので、単数のaや複数形のsと共に使いましょう。 “The battle ended in an anticlimax.(その戦いは竜頭蛇尾で終わった)” のように使います。

a bright beginning and a dull endingと、a strong beginning and a weak endingは、どちらも2つのものの対比がされています。

brightとdullは、正確には対義語ではありませんが、ここではbrightは「派手」に近い意味で使われています。dullは、「つまらない」や「さえない」という意味です。

まとめ

以上、この記事では「竜頭蛇尾」について解説しました。

読み方 竜頭蛇尾(りゅうとうだび)
意味 はじめは勢いがいいが、終わりになると衰えること
由来 『景徳伝灯録』の21巻
類義語 有頭無尾、大山鳴動など
対義語 有終完美、初志貫徹など
英語訳 anticlimax(竜頭蛇尾)

「竜頭蛇尾」は、最後までやりきることの重要さを物語っています。ビジネスなど重要な場だけでなく、日常生活においても大切なことです。ぜひこの四字熟語を覚え、念頭に置きましょう。

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