四字熟語「大器晩成(たいきばんせい)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「大器晩成(たいきばんせい)」です。

言葉の意味、由来、類義語、対義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「大器晩成」の意味をスッキリ解説!

大器晩成(たいきばんせい)真の大物というものは、遅れてから頭角を現すものだ

「大器晩成」の意味を詳しく


「大器晩成」には「真の大物というものは、遅れてから頭角を現すものだ」という意味があります。

「大器」、つまり大きな器というものは作るのに時間がかかります。立派なものであれば、それが立派であるだけ作るために必要な時間は増えます。

これを「人生」に当てはめているのが「大器晩成」という四字熟語です。

 

人というものも、器と同じように立派であれば完成までに時間を要します。

「大器」(真の大物) は「晩」(時期が遅れて) に「成る」(できあがる) ものである、という考えを、「大器晩成」という四字熟語は表しているのです。

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「大器晩成」の使い方

  1. 自分のことを「大器晩成タイプだ」などと言って現実逃避することをやめなさい。
  2. 徳川家康は、若いころ日の当たらない人物だったが、晩年には幕府を開いて日本の統治者となったので、大器晩成という四字熟語を体現している人物である。
  3. 彼は地道な努力を欠かさないタイプであるし、きっと大器晩成するだろう。

「大器晩成」の由来

「大器晩成」は、中国春秋時代の思想家・老子(ろうし)が記したとされる『老子道徳経(ろうしどうとくきょう)』という書物にその由来を持ちます。

『老子道徳経』の41章には「大方無隅、大器晩成」(大方隅は無し、大器は晩成す)と記されており、この文章がそのまま「大器晩成」の由来となっています。

現在認識されている意味とは異なり、『老子道徳経』に記されている「大器晩成」には、「無限に大きい器は完成することはない」という解釈も存在するため、「真の大物というものは、遅れてから頭角を現すものだ」という意味でも用いることは誤用とする説もあります。

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「大器晩成」の類義語

「大器晩成」には以下のような類義語があります。

  • 大才晩成(たいさいばんせい):優れた人物というものは歳をとってから頭角を現すようになるものである
  • 大本晩成 (たいほんばんせい):優れた人物というものは歳をとってから頭角を現すようになるものである

「大器晩成」の対義語

「大器晩成」には以下のような対義語があります。

  • 栴檀双葉(せんだんのふたば):立派で優れた才能を持っている人物は、子どものころから優れた才能をもっているものだ
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「大器晩成」の英語訳

「大器晩成」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Great talents mature late.
    (偉大な才能というものは遅れて成熟するものである)
  • a late-bloomer
    (遅咲きの人)
  • a late-developer
    (遅れて発達する人)
  • Early ripe, early rotten.
    (早く熟せば、早く腐る)

まとめ

以上、この記事では「大器晩成」について解説しました。

読み方大器晩成(たいきばんせい)
意味真の大物というものは、遅れてから頭角を現すものだ
由来『老子道徳経』
類義語大才晩成、大本晩成
対義語栴檀双葉
英語訳Early ripe, early rotten. (はやく熟せば、はやく腐る)

みなさんは「大器晩成」型でしょうか、それとも「栴檀双葉」型でしょうか。

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