オンスケとは「予定通り、計画通りに物事が進む」という意味です。
ビジネスでよく使用する単語ですが、どのように使用すれば適切なのでしょうか。
わかりやすく丁寧に解説します。
☆「オンスケ」をざっくり言うと……
英語表記 | オンスケ(on schecule) |
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意味 | 予定通り、計画通りに物事が進む |
語源 | 英語の “on schecule” |
類義語 | 計画通り 予定通り 遅延なし など |
対義語 | リスケ ペンディング ビハインド など |
「オンスケ」の意味
- 予定通り
- 計画通りに物事が進む
例:プロジェクトはオンスケで進行中だ。
オンスケとはオンスケジュールの略称で、「予定通り」「計画通りに物事が進むこと」です。
たとえば、プロジェクトである作業を月曜日までに達成しなければならなかったとします。
それで特にトラブルなどの問題がなく計画通りに物事が進んでいるならば、その状況をオンスケと表現可能です。
また、他にも設計でオンスケを使うので意味を解説します。
設計での意味
設計でオンスケを使用する場合、「定規を使用すると正しい寸法を採ることができる縮尺のついた図面」という意味です。
こちらは、「オンスケール」という単語の略でもあります。
設計図などに1/100などといった表記があれば、定規などで正しい大きさを計算可能です。
「オンスケ」の使い方
オンスケは主にビジネスでプロジェクトの進行状況などについて言及する時に使用します。
特に上司などに進歩状況を報告する時にオンスケを使用します。
中でも、システム開発などIT業界でよく使います。
実際の例文には以下のようなものがあります。
- オンスケでプロジェクトの作業が進む。
- オンスケなので心配しないでください。
- きちんとオンスケで進行している。
現実にはオンスケと報告したのに予定通りに進んでいない場合もあるので、仕事をする上では注意しましょう。
マナーに注意
オンスケは略語でくだけた表現なので、社外の人に対して使用しないようにしましょう。
「オンスケ」の語源
オンスケの語源は英語の “on schedule” です。
以下のような意味があります。
- 予定どおりに
- 時間(表)どおりに
- 定時に
こちらの“on schedule” を略してオンスケが広まりました。
英語圏では注意!
“on schedule”は正しい英語表現なので伝わります。
しかし、カタカナ語の「オンスケ」は日本特有の省略語となっているので、英語圏では伝わりません。
「オンスケ」の類義語
オンスケには以下のような類義語があります。
オンスケの類義語には、予定や計画通りに物事が進んでいる様子を表す単語が該当します。
また、オンスケはスケジュール通りというニュアンスに対して、オンタイムは決められた時間通りというニュアンスです。
そのため、オンタイムは「定刻通り」の意味合いでよく使います。
「オンスケ」の対義語
オンスケには以下のような対義語があります。
オンスケの対義語には、予定通りに進んでいないことを表す単語が該当します。
予定通りに進んでいない場合、予定が前倒し、もしくは後ろ倒しになっているパターンが考えられます。
予定が前倒しになっている事を表すには、リードやスピードアップを使用します。
一方で、遅れが生じている場合はペンディングやビハインドを使用するとよいでしょう。
また、オンスケの対義語としてよくリスケが取り上げられます。
リスケはリスケジュールの略で予定を組み直すことです。
「オンスケ」のまとめ
以上、この記事ではオンスケについて解説しました。
英語表記 | オンスケ(on schecule) |
---|---|
意味 | 予定通り、計画通りに物事が進む |
語源 | 英語の “on schecule” |
類義語 | 計画通り 予定通り 遅延なし など |
対義語 | リスケ ペンディング ビハインド など |
オンスケはビジネスでよく使う単語です。
これが分からないと業務に支障をきたすかもしれません。
ぜひ、参考にして業務を円滑に進めましょう。