「レギュラー」の意味とは?使い方から英語や対義語や類語まで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「レギュラー」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。

☆「レギュラー」をざっくり言うと……

読み方レギュラー(regular)
意味通常、いつも出場している人
語源英語のregular
類義語ノーマルなど
対義語イレギュラー、ゲストなど

「レギュラー」の意味をスッキリ理解!

レギュラー(regular):通常、いつも出場している人

「レギュラー」の意味を詳しく


「レギュラー」は「通常、いつも出場している人」という意味のカタカナ語です。1つ目の「通常」という意味は具体的に言うと、何も問題なくいつもと同じの状況について表します。

一方で「正規」「標準」というニュアンスもあります。たとえば、ドリンクのサイズで普通の大きさの容量のことを「レギュラー」と言います。「普通の」と置き換えて考えると理解しやすいです。

そして、「いつも出場している人」というのは、たとえばあるテレビ番組に毎週同じように出ている人などです。「いつもと同じ人」というように「レギュラー」の「通常」という意味と合わせて理解すると分かりやすいです。

「レギュラー」の使い方

  1. レギュラーサイズのコーヒーを頼む。
  2. ガソリンスタンドでレギュラーを給油する。
  3. レギュラー番組に出演することが目標だ。

①の例文の「レギュラーサイズ」は意味を詳しくの部分で見た、ドリンクのサイズを表しています。カフェなどでよく使います。

②の例文の「レギュラー」は名詞です。正確に記述すると、「レギュラーガソリン」なのですが、省略して使うこともよくあります。つまり、「通常のガソリン」という意味です。

同じような用法として「レギュラーコーヒー」があります。これはいわゆる「普通のコーヒー」で、インスタントではなくコーヒー豆を100%使用しているコーヒーのことです。

 

③の例文の「レギュラー番組」とは、「いつもやっている番組」です。たとえば、毎週夜9時からやっている番組です。それに毎週出ている司会者などを「レギュラーメンバー」などと呼びます。

ちなみに、毎週同じ番組に出演することを「レギュラーで出る」と表現することもあります。

「レギュラー」の語源

語源は英語のregularです。発音も日本語の「レギュラー」とほぼ同じです。

日本語の「レギュラー」に比べて、英語のregularにはたくさんの意味があります。

たとえば、「秩序整然とした」「修道士」という意味は日本語の「レギュラー」にはない意味なので、英語のregularを初めて見た人は戸惑ってしまいます。この部分は注意するようにしましょう。

「レギュラー」の類義語

「レギュラー」には以下のような類義語があります。

  • ノーマル:通常の

「ノーマル」は「通常の」という意味のカタカナ語です。日本語の別の言葉で訳すと似たような意味になりますが、ニュアンスが違います。

こうであるべきという模範から見て、妥当で何も問題がなければ「ノーマル」にあたります。模範に沿っているということです。一方で「レギュラー」は物事の基準があって、その基準を満たして何も問題がないことです。

「レギュラー」の対義語

「レギュラー」には以下のような対義語があります。

イレギュラー

「イレギュラー」は「異常、通常ではない」という意味のカタカナ語です。「レギュラー」だと、いつも通りの出来事が発生する様子ですが、「イレギュラー」は普段発生しないような事が起こる様子です。

たとえば、電車の運行で考えてみましょう。電車はいつも時間通りに来ますが、人身事故など予期せぬ事態が発生すると電車のダイヤが乱れてしまいます。このような事を「イレギュラー」と言います。

ゲスト

「ゲスト」は「招待客」という意味のカタカナ語です。「レギュラーメンバー」に対して、その時限りの出演者のことを「ゲスト」と呼びます。

「ゲストとして出演する」「ゲストが来る」というような使い方をします。

まとめ

以上、この記事では「レギュラー」について解説しました。

読み方レギュラー(regular)
意味通常、いつも出場している人
語源英語のregular
類義語ノーマルなど
対義語イレギュラー、ゲストなど

「レギュラー」について理解することはできましたか。普段の生活でよく使う単語の1つです。意識しなくても、カフェなどで使っています。

ぜひ、この記事を参考にして「レギュラー」の意味や使い方を覚えて実際の日常生活でも役立てるようにしましょう。