“omg” とは「なんてこった、やってしまった」という意味です。
英語をネイティブに扱う人はこの単語を使用します。
これは一体どういった意味なのでしょうか?
今回は“omg”の意味や使い方についてご紹介します。
☆「omg」をざっくり言うと……
読み方 | omg(オーマイゴッド) |
---|---|
意味 | なんてこった、やってしまった |
由来 | oh my godの略称 |
類義表現 | wow Jesus! oh load!など |
英語の略語 | xoxo bff thx など |
「omg」の意味
なんてこった、やってしまった
“omg”は“oh my god(オーマイゴッド)”の略称で、意味は「なんてこった、やってしまった」です。
大文字で“OMG”と表記する場合もあります。
総じて、驚きの感情を表現する場合に使用しますが、驚きに込められた感情によって以下のように意味合いが異なります。
- びっくり
- 感動
- 喜び
- 怒り
- 失望
それでは、順番に詳しく見てみましょう。
①びっくり
“omg”はびっくりした時の感情を表します。
日本語で「わ!」「おお!」のように、単純にびっくりした時に思わず出てしまう言葉と同じです。
②感動
“omg”は感動を表します。
「なんと!」というようなニュアンスで、憧れの人に出会えた時やほしかった物に巡り会えた時の衝撃や感動を表します。
③喜び
“omg”は喜びを表します。
「やった!」のようなニュアンスで、自分の願いが思いがけず叶った時に出る言葉です。
たとえば、自分の応援しているサッカーのチームが得点を決めた時の嬉しい感情です。
④怒り
“omg”は怒りを表します。
「なんでだよ!」といったニュアンスで、自分の意向とは反することが発生してしまった時のような感情を表します。
たとえば、通販で頼んだ商品が、通販会社の都合でキャンセルになった時などの予想外の怒りです。
⑤失望
“omg”は失望を表します。
「うわあ、マジかよ!」というニュアンスで、何か予想外に自分の力ではどうしようもないできごとが起こった時に使います。
たとえば、旅行の予定が突然台風によってなくなってしまった時などの失望感です。
「omg」の使い方
“omg”はビジネスなどフォーマルな場面では使用せず、友達同士の会話やネットの書き込みの一部としてスラングのように使います。
また、“omg”は一語で使う場合と、文章の一部として使う場合があります。
それぞれ見てみましょう。
一語で使う場合
“omg”を一語で使う場合は、自分の驚きの感情を表す場合に使います。
特に一言で驚きの感想を述べたい時に“omg”と言います。
- お皿を落としそうになった時
- 目の前に雷が落ちた時
- ホラー映画を見て驚いた時
文章の一部として使う場合
文章の中で“omg”を使用する場合、文頭に“omg”と述べてから言いたいことを後に書いたり言ったりします。
この用法は友達同士の会話やSNSなど、日常のカジュアルな場面でよく使います。
また、日本語で言えば、「すごい!景色が綺麗!」という文章の中の「すごい!」の部分に該当します。
例文を見てみましょう。
- Omg. I missed the bus.
(ああ!バスを逃してしまった。) - Omg. How beautiful you are.
(わあ、なんて君は綺麗なんだい。) - OMG. I can’t believe this.
(嘘!信じられない。)
「omg」の由来
“omg”の語源は“oh my god”です。それぞれの単語の頭文字をつなげて“omg”と表記するようになりました。
それぞれの単語の意味は以下のとおりです。
- oh:ああ
- my:わたしの
- god:神
これらの3つの単語をつなげると、直訳で「ああ、わたしの神」になります。
英語圏の人は神の存在を信じている場合が多いため、驚いた時に神様の名前が出てきます。
しかし、“oh my god”と言うと、神の名前を軽々しく口に出すことに反発する人々もいるので、同じ意味で以下のようなフレーズが代わりに使われます。
- oh my gosh
- oh my goodness
どちらの文章も“oh my god”とほぼ同じ意味ですが、“gosh”は「おや」“goodness”は「善意、善良」という意味です。
また、“oh my goodness”は女性が使う場合が多いです。
「omg」の類義表現
“omg”にはいくつかの類義表現があります。
感情とシチュエーションごとそれぞれ見てみましょう。
ちょっと驚いた時に使う表現
ちょっと驚いた時に使う表現には以下のようなものがあります。
- wow
(わあ) - Jesus!
(すごい) - oh lord!
(あらまあ) - No way!
(冗談だろ) - whoa
(うわあ) - really?
(マジ?) - That’s surprising.
(なんと)
このうち、“Jesus!”と“oh lord!”は“omg”と同じく宗教的な表現なので気をつけて使う必要があります。
また、“Jesus!”はキリストの名前ですが、フルネームの“Jesus Christ”も驚きの表現としてよく使います。
予想外にネガティブなことが起こった時に使う表現
信じられない時に使うフレーズには以下のようなものがあります。
- I’m shocked!
(ショックだ) - I’m shook!
(ショック!) - wtf
(なんてことだ) - You’re unbelievable!
(君はなんてことをするんだ) - I can’t believe you.
(君は信じられないよ)
信じられない時に使う表現
信じられない時に使うフレーズには以下のようなものがあります。
- I don’t believe this!
(信じられない) - This is unbelievable!
(信じられない) - That’s unexpected.
(予期しなかった) - I did not expect that.
(予想もしなかった)
英語の略語
“omg”のように英語の略語には以下のようなものがあります。
どの単語もメールやSNSなどインターネットなどでよく使います。
「omg」のまとめ
以上、この記事では“omg”について解説しました。
読み方 | omg(オーマイゴッド) |
---|---|
意味 | なんてこった、やってしまった |
由来 | oh my godの略称 |
類義表現 | wow Jesus! oh load!など |
英語の略語 | xoxo bff thx など |
“omg”は表現に宗教的な要素があるため、日本人が使用する場合は気をつけた方がいいです。
しかし、この単語の意味が分かればコミュニケーションも捗ります。
ぜひ、参考にしてみてください。