「謙遜(けんそん)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「謙遜(けんそん)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「謙遜」の意味をスッキリ理解!

謙遜(けんそん):控えめなへりくだった態度で振舞うこと

「謙遜」の意味を詳しく

「謙遜」は、控えめなへりくだった態度で振舞うことという意味です。

違う言い方をすると、「自分の能力や価値を低く評価すること」という意味になります。自分の能力や価値を驕り高ぶることなく、むしろ低く評価することで、相手に好印象を与えることができます。

相手から高い評価を受け、功績などを褒められたときに「そんなことないですよ」と否定をする態度が代表的な「謙遜」の姿勢と言えます。

「謙遜」の使い方

  1. 彼は上司に褒められて謙遜していた。
  2. 謙遜な態度は好ましいと言えるだろう。
  3. 彼は横柄であるので、謙遜なんてするはずがない。

「謙遜」は「謙遜する」の動詞としてや、「謙遜な」の形容動詞として用いられます。

 

①の例文は代表的な「謙遜」の使い方です。褒められた時に、「謙遜」することでへりくだった姿勢を示していることを意味します。

②の例文は「謙遜」を形容動詞として用いています。「謙遜な態度」「謙遜な心」などの名詞に繋がります。

③の例文では、「謙遜」と「横柄」を対比しています。

「謙遜」の語源

「謙遜」を構成する漢字の意味は、それぞれ以下の通りです。

  • :控えめにして人に譲る
  • :へりくだる

どちらも難しい漢字ですが、意味は「へりくだる」です。「謙遜」は同じ意味を持つ漢字を重ねて強調した言葉です。

「謙遜」の類義語

「謙遜」には以下のような類義語があります。

  • 謙虚:控えめで素直なこと
  • 卑下:自分を劣ったものとして卑しめること
  • 謙譲:言動を控えめにして他人に譲ること
  • 遠慮:相手に対して自分を抑えて振舞うこと

「謙虚」は「謙遜」とよく意味が似ている言葉です。「謙虚」と「謙遜」の違いは、自分の価値を下げているか否かです。「謙虚」は相手の意見を素直に受け入れるという性格を意味します。「謙遜」のように自分を下げる意味合いは含まれていません。

一方「卑下」は「謙遜」と同じく自分の価値を下げていますが、「卑下」は他人よりも劣ったものとして自分を扱います。「謙遜」は自分自身を卑しめるほど下げてはいないので、「卑下」の方が程度が強いと言えます。

「謙遜」の対義語

「謙遜」には以下のような対義語があります。

「不遜」は「謙遜」を否定する「不」がついた言葉なので、「謙遜」とは真逆の意味になります。

「謙遜」の英語訳

「謙遜」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • modest
    (控えめ)
  • humility
    (謙虚)
例文
  • You are too modest!(ご謙遜でしょう!)
  • Not everyone regards humility as a virtue.(全ての人が謙遜を美徳と考えるわけではない。)

まとめ

以上、この記事では「謙遜」について解説しました。

読み方謙遜(けんそん)
意味控えめなへりくだった態度で振舞うこと
語源「控えめにして人に譲る」「へりくだる」という意味の漢字から
類義語謙虚、卑下、謙譲など
対義語不遜、傲慢、横柄
英語訳modest, humility

「謙遜」は控えめな姿勢を示したいときに使います。間違った使い方をするとへりくだるどころか失礼に当たってしまうことも考えられるので、今一度正しい意味と使い方を確認してみましょう。