「傲慢(ごうまん)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「傲慢(ごうまん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「傲慢」の意味をスッキリ理解!

傲慢(ごうまん):思い上がって、他人を見下すような態度を取るさま

「傲慢」の意味を詳しく

「傲慢」とは、思い上がって偉そうな態度を取ったり、他人を見下したりするさまを表します。人の性質について用いる表現です。

「傲」と「慢」には、それぞれ以下のような意味があります。

漢字の意味
  • :偉そうにすること。
  • :他人を見下す態度を取ること。

「傲慢」は、自分の言動に過度な自信を持ち、他の意見を不当に軽視することを指して使われます。

「傲慢」は七つの大罪の一つ

「傲慢」は、七つの大罪のうちの一つとされています。

七つの大罪とは、キリスト教において、人を罪に導くとされる七つの感情や欲望のことです。

七つの大罪において、「傲慢」は自分の能力を過信して他者を軽視することを指します。傲慢さは、神から受けている恩恵を理解する上で、邪魔な感情とされているのです。

「傲慢」の使い方

  1. 上達したがっている割には、彼は熟練者の助言に耳を傾けない。なんと傲慢なことか。
  2. どんなに経験を積み重ねても、傲慢な人にはなりたくない。
  3. 彼はその道のベテランだが、他人の意見に価値なしと言わんばかりの傲慢な態度はいただけない。

①~③に共通しているのは、自分の考えこそがいつ何時も正しいと思い上がっている点です。

①では、熟練者の助言を聞き入れず、自分のやり方に固執するさまを「傲慢」と表現しています。

②では、自分の経験値だけを絶対視する人を「傲慢な人」と言っています。自分がどんなに経験を積み重ねたとしても、新しい意見に耳を傾ける姿勢を持っていたいということです。

③では、自分の考えこそが正しいと思い上がるベテランの様子が描かれています。

「傲慢」の類義語

「傲慢」には以下のような類義語があります。

  • 高慢:自分の能力や容貌に自惚れ、他人を見下すさま
  • 不遜:思い上がっているさま
  • 倨傲(きょごう):偉そうにするさま
  • 傲岸(ごうかん):威張って他人を見下すこと
  • 横柄(おうへい):他人を見下した態度を取ること

「高慢」は、自分が優れているという「自惚れ」に重きが置かれます。他人を見下すような言動を実際にする場合は「傲慢」が使われます。

「不遜」は、礼に欠けるという意味合いが強調されます。あるべき敬意がないことを指します。

「倨傲」や「傲岸」は、主に書き言葉として使用されます。

「横柄」は、自分の能力などを踏み台にするわけではないものの、感じ悪くて偉そうな態度を取ることを指します。

 

また、類義語を重ねて「傲岸不遜」という四字熟語も存在します。威張って、他人を見下す態度を取ることを指します。「傲慢不遜」と言われることもありますが、正式には「傲岸不遜」です。

「傲慢」の対義語

「傲慢」には以下のような対義語があります。

  • 謙虚:控えめで、他人の意見を素直に聞き入れるさま

「傲慢」の英語訳

「傲慢」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • arrogant
    (傲慢な、横柄な)
  • haughty
    (傲慢な、横柄な)

それぞれを用いた例文は以下の通りです。

例文
  • He is arrogant toward to others.
    (彼は他人に対して傲慢だ。)
  • I don’t like him because he is a little bit haughty.
    (少々偉そうな態度を取る彼が苦手です。)

まとめ

以上、この記事では「傲慢」について解説しました。

読み方傲慢(ごうまん)
意味思いあがって、他人を見下すような態度を取るさま
類義語高慢、不遜、倨傲、傲岸、横柄
対義語謙虚
英語訳arrogant, haughty

「傲慢」は、「偉そう」や「思い上がり」に代わる表現として、使い所の多い言葉です。自身が「傲慢」にならないようにしつつ、きちんと意味や使い方を押さえておきましょう。