ことわざ「墓穴を掘る」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「墓穴(ぼけつ)を掘る」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「墓穴を掘る」の意味をスッキリ理解!

墓穴(ぼけつ)を掘る:自分自身で、自分を破滅させる原因を作ること

「墓穴を掘る」の意味を詳しく

「墓穴を掘る」は、自分自身で自分を破滅させる原因を作ることを意味することわざです自分のした行動が原因で、自身が危機的状況に陥った時に使用します。

結果として「墓穴を掘る」ことになる行動としては、自分が優位になるためのものが多いです。例としては、テストでカンニングをすることが挙げられます。

しかし、それ以外にも他人に対する悪意が元となる行動が「墓穴を掘る」場合もあります。

また、行動自体に悪気がなくても、うっかりミスにより思いがけない失敗をしてしまうようなケースも「墓穴を掘る」と表現します。

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「墓穴を掘る」の使い方

「墓穴を掘る」は、以下のように使用します。

  1. 彼のような口の軽い人に計画を教えてしまうなんて、墓穴を掘ったも同然だ。
  2. 逆転のチャンスでオウンゴールをしてしまい、墓穴を掘った
  3. 彼は自分が有利になるように深く考えすぎたため、墓穴を掘った

①の例文は、自分が計画を彼に教えたことで、自分が不利な状況になっています。

②の例文は、サッカーの試合で自分のチームのゴールに入れてしまったため、相手の得点になってしまった状況です。

③の例文は、自分の利益を考えすぎたことにより、結果的に失敗した場面です。

「墓穴を掘る」の由来

「墓穴を掘る」は正式には、「自分の墓穴を掘る」といいます。そして「自分の墓穴を掘る」の由来とされていることわざが、「人を呪わば穴二つ」です。「人を呪わば穴二つ」は、平安時代の陰陽師(おんみょうじ)に由来します。

陰陽師とは、陰陽道に関する行事をつかさどる人のことです。「人を呪わば穴二つ」は、「陰陽師が人を呪い殺すときは、自分も呪い殺されることを覚悟して墓穴を2つ準備しておく」という言い伝えから来ています。

「2つの墓穴」のうち、失敗すれば片方は自分が入ることになります。「人を呪わば穴二つ」ということわざには、自分が失敗しないように戒(いまし)める意味合いも込められています。

そして自分に向けた「墓穴」を掘る行為が元となり、「墓穴を掘る」ということわざが生まれました。

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「墓穴を掘る」の類義語

「墓穴を掘る」には以下のような類義語があります。

  • 自業自得:自分でした悪い事の報いを、自分の身に受けること
  • 自縄自縛(じじょうじばく):自分の言動が自分をしばって、自由に振る舞えずに苦しむこと
  • 因果応報(いんがおうほう):悪い行いをすれば、悪い報いがあるということ
  • 身から出た錆(さび):自分の犯した悪行の結果として、自分自身が苦しむこと

「墓穴を掘る」の英語訳

「墓穴を掘る」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • dig oneself into a hole
    (墓穴を掘る)
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まとめ

以上、この記事では「墓穴を掘る」について解説しました。

読み方 墓穴(ぼけつ)を掘る
意味 自分自身で、自分を破滅させる原因を作ること
由来 陰陽師が人を呪い殺す時に、自分のための墓穴も用意しておいたことから
類義語 「自業自得」「自縄自縛」「身から出た錆」など
英語訳 dig oneself into a hole(墓穴を掘る)

ことわざ「墓穴を掘る」は、このような意味や使い方があります。使用する状況に陥らないよう、気をつけましょう。

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