四字熟語「自縄自縛(じじょうじばく)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「自縄自縛(じじょうじばく) 」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「自縄自縛」の意味をスッキリ理解!

自縄自縛:自分の心がけ・言葉・行動が足かせになって、自由に振る舞うことができないこと。またそれが理由で苦しい立場になること。

「 自縄自縛 」の意味を詳しく

自縄自縛は「自分の心がけ・言葉・行動が足かせになって、自由に振る舞うことができないこと」や、それが理由で「苦しい立場になること」を意味する四字熟語です。

もともとは「自分の縄で自分をしばる」という意味でした。それが転じて、「自分の言動が自身を縛る」という意味になりました。

なお、自縄自縛の「縛」は「しばる」や「縄をかける」という意味です。

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「自縄自縛」の使い方

  1. 部下に対して「どんなことがあっても、絶対に仕事を休むな」と厳しく言ってきたため、39度の熱を出してしまったが休めず、自縄自縛に陥ってしまった。
例文では、部下に対して厳しく接してきた結果、自らの行動にも無理が生じているさまを「自縄自縛」と表現しています。

「自縄自縛」の類義語

自縄自縛には以下のような類義語があります。

  • 自業自得(じごうじとく):自分の言動の報いを自分自身が受けること
  • 悪因悪果(あくいんあっか):悪い行いには必ず悪い結果がついてくること
  • 籠鳥檻猿(ろうちょうかんえん):自由を奪われて思うままにならない境遇
  • 自業自縛(じごうじばく):自分の言動の報いを自分自身が受けること
  • 因果応報(いんがおうほう):過去の行いに応じて、その報いがあること
  • 楚囚南冠(そしゅうなんかん):とらわれて、身動きの取れないこと
  • 手枷足枷(てかせあしかせ):自由な行動を厳しく束縛されること
「自業自得」と「因果応報」は、もともとは仏教用語です。「自業自得」は、悪い行いが悪い結果を招くという意味で用いられることが多いです。一方、「因果応報」は、よい行いがよい結果を招く場合と、悪い行いが悪い結果を招く場合のどちらでも用いられます。

また、「籠鳥檻猿」は、「檻猿籠鳥(かんえんろうちょう)」とも言います。檻猿は「おりに入れられた猿」という意味です。そして、籠鳥は「カゴの中の鳥」という意味です。どちらも、「自由を奪われたもの」のたとえです。

その意味が転じて、「自由を奪われ、思うままにならない境遇」を意味するようになりました。

 

そして、「楚囚南冠」は、「楚囚」と「南冠」の 2つの熟語から成り立っています。楚囚は、「他国に捕らわれた楚の国の人」を指します。南冠は、「楚の国で人々が被る冠」のことです。

「他の国に捕らわれた楚の国の人」という意味が転じて、「捕らわれて身動きのとれないこと」を指すようになりました。

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「自縄自縛」の英語訳

自縄自縛を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • The fowler is caught in his own net.
    (野鳥捕りが自分が仕掛けた網にかかる。)
  • be caught in one’s trap
    (自分で仕掛けた罠につかまる)
  • lose one’s freedom of action as a result of one’s own actions
    (自分自身の行動の結果、自由を失う)

まとめ

以上、この記事では「自縄自縛」について解説しました。

読み方自縄自縛(じじょうじばく)
意味自分の心がけ、言葉、行動が足かせになって、自由に振る舞うことができないこと
類義語自縄自縛、悪因悪果、因果応報、自業自縛など
英語訳The fowler is caught in his own net.(野鳥捕りが自分が仕掛けた網にかかる)など

自縄自縛に陥らないように、自分の言動には気を配りましょう。

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