四字熟語「因果応報(いんがおうほう)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語「因果応報(いんがおうほう)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「因果応報」の意味をスッキリ理解!

因果応報(いんがおうほう):良い行いをすればよい報い(むくい)があり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ

「因果応報」の意味を詳しく

因果応報とは、良い行いをすればよい報い(むくい)があり、悪い行いをすれば悪い報いがある、という意味です。

「因果」とは、「原因と結果」のことを指します。「応報」とは、「行いの善悪に応じた報い」を指します。

つまり、良いことをした人にはご褒美が与えられて、悪いことをした人には何らかの罰が与えられるということです。

 

子供向けの物語を見てみると、因果応報が明確に描かれているものが多くあります。

例えば、「アンパンマン」に出てくるバイキンマンは、いつもみんなが困るようないたずらや悪さをします。

その結果、アンパンマンにいつもアンパンチをされて、逃げていきますよね。これは、バイキンマンがした悪いこと(いたずら)に対して、悪い報い(アンパンチ)があることを示しています。

 

このように、因果応報は一般的には悪い報いを指すことが多いです。

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「因果応報」の使い方

  1. ある政治家が税金を横領して豪遊していたらしいが、逮捕されて議員をやめて奥さんと離婚したそうなので、因果応報だ。
  2. 因果応報を信じて、いつも良いことをして、悪いことはしないように心に念じている。
  3. 飼い犬にいたずらをしたら、途端に指をかまれた。因果応報ということだ。
①の例文では、政治家が国民のお金を使って悪いことをした分、逮捕・辞職・離婚などの報いを得たということです。

②の例文では、良い行いをして良い報いを得て、悪い報いを得ないように気を付けていることがわかります。

③の例文では、いたずらをするという悪い行いに対して、指をかまれるという悪い報いがあったことがわかります。

「因果応報」の由来

因果応報は、仏教用語が由来の四字熟語です。

「因果」は、「原因と結果」という意味です。「応報」は、「良い報い」もしくは「悪い報い」のことを指します。

仏教の開祖である釈迦(しゃか)は、約2600年前に「因に応じて果が報う」と説きました。これが「因果応報」の由来です。

 

釈迦は、過去に生まれた「原因」は、現在に「結果」として現れると説きました。

ここで「原因」は、自分が前世でした「良い行い、または悪い行い」を示します。「結果」は、「原因」によって引き起こされる「ご褒美、もしくは罰」のことを意味しています。

釈迦は、悪い行いではなく良い行いをして、良い報いを得られるように努力するべきだと言いました。

 

つまり、仏教用語としての因果応報は、仏教における人の来世での運命についての道理を説明しています。

仏教が広まると同時にこの言葉も人々に広がり、現在使われる意味に変化していきました。

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「因果応報」の類義語

因果応報には以下のような類義語があります。

  • 自業自得(じごうじとく):自分でした悪いことの報いを自分の身に受けること
  • 輪廻応報(りんねおうほう):次の命へと生まれ変わり続けても、それまでの行いの善悪に応じて報いを受けること
  • 因果因縁(いんがいんねん):様々な事がらは因と縁によって成り立つということ
  • 三世因果(さんせいいんか):過去・現在・未来の3世にわたって因果の法則が支配すること

因果応報のように、これらも仏教用語が由来になっています。

「因果応報」の英語訳

因果応報を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • What goes around comes around
    (自分がしたことは最終的に自分に返ってくる)

良い行いには良い報い、悪い行いには悪い報いが与えられるという、因果応報の一般的な考えと同じであることがわかります。

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まとめ

以上、この記事では「因果応報」について解説しました。

読み方 因果応報(いんがおうほう)
意味 良い行いをすれば良い行いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあること
由来 釈迦の言葉「因に応じて果が報う」
類義語 自業自得、輪廻応報、因果因縁など
英語訳 What goes around comes around(自分がしたことは最終的に自分に返ってくる)

因果応報は、壮大な運命の原理なのです。良い報いを得られるように、日々精進しましょう。

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