四字熟語「悪因悪果(あくいんあっか)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「悪因悪果(あくいんあっか)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

「悪因悪果」の意味をスッキリ理解!

悪因悪果(あくいんあっか):悪行が原因で悪い結果がもたらされること

「悪因悪果」の意味を詳しく

悪因悪果はもともと仏教の言葉で、「悪因」と「悪果」という2つの熟語からなる四字熟語です。悪因は「悪い行為という原因」という意味、悪果は「悪い結果」という意味を表します。

字が含む意味のうえでは、悪い行いをした結果、その行いが原因で悪い結果がもたらされたという意味になります。

しかし、現在は悪行と結果がかならずしも直接的な因果関係で結ばれる必要はなく、悪い行いをした人には悪い結果がもたらされるのだという意味で用いることが可能です。

 

悪因悪果には、悪い行為を「悪いから」という理由で否定するのではなく、「悪い行いは自分に返ってきて自分自身が損をすることになるから」という理由で否定する文脈があります。

悪をしない理由としては消極的ですが、悪いことをしてはいけない理由が自分自身の損得に関わることで、かえって悪行を諭すことのできる言葉となるのです。

スポンサードリンク

「悪因悪果」の使い方

  1. そのスリが盗んだお金を入れた財布を落としたのは、不幸ではなく悪因悪果である。
  2. 悪因悪果となるだけなのだから、悪だくみはやめなさい。
  3. 彼は駆け込み乗車をした結果、ドアに鞄を挟んでしまったが、まさに悪因悪果である。

①の例文では、一見「お金を落とす」という不幸な出来事が、実は盗みという悪行の因果応報であったということが示されています。

②の例文では、悪いことをしようとする相手を悪因悪果という言葉で諭しています。

③の例文では、「駆け込み乗車」という行為によって「ドアに鞄を挟んでしまう」という結果がもたらされています。自分のよくない行為が直接自分に跳ね返って悪い結果をもたらす典型的な例です。

「悪因悪果」の類義語

悪因悪果には以下のような類義語があります。

  • 悪因苦果:悪い行為が悪い結果をもたらすこと
  • 因果応報:現在もたらされている結果は、前世や過去の善行・悪行の報いであるということ

悪因苦果は悪因悪果との意味の違いがありません。

因果応報については、一般的にはネガティブな文脈で使われますが、善悪関係なしに自分の行為の報いがもたらされることを指します。また、過去の行いだけでなく、前世での行いも報いの対象である点が、悪因悪果との大きな違いだと言えます。

スポンサードリンク

「悪因悪果」の対義語

悪因悪果には以下のような対義語があります。

  • 善因善果:善い行いがよい結果をもたらすということ

善因善果は悪因悪果と真逆の表現ですが、言わんとしていることは同じです。

悪因悪果に善因善果を並べて使用することも可能でしょう。

「悪因悪果」の英語訳

悪因悪果を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • An evil cause produces an evil effect.
    (悪は悪い結果を生み出す原因となる)

ここでの意味は、悪行と悪い結果は因果関係で結ばれています。ただ漠然と「悪いことをするとバチが当たる」などという意味で使いたいときに上記の表現は使えないので気をつけましょう。

スポンサードリンク

まとめ

以上、この記事では「悪因悪果」について解説しました。

読み方 悪因悪果(あくぎょうあっか)
意味 悪行が原因で悪い結果がもたらされること
類義語 悪行苦果、因果応報など
対義語 善因善果など
英語訳 An evil cause produces an evil effect.(悪は悪い結果を生み出す原因となる)

人は誘惑に弱いもので、つい悪いことをしてしまいそうになることもあるかましれません。ですが、悪行にはそれなりの報いがあるものです。悪因悪果を合言葉に、悪の誘惑から自分を守れるといいですね。

スポンサードリンク