四字熟語「暗中模索(あんちゅうもさく)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「暗中模索(あんちゅうもさく)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「暗中模索」の意味をスッキリ理解!

暗中模索(あんちゅうもさく):手掛かりのない中で、様々な方法を試すこと

「暗中模索」の意味を詳しく

「暗中模索」という四字熟語は、前半部分と後半部分の2つに分けると容易に理解することができます。

「暗中」とは、文字通り「暗がり」や「闇の中」という意味を持ちます。対して「模索」は、「手探りで探し求めること」を表しています。

したがって、「暗中模索」とは、暗がりの中を歩くように、何も見当が付かないような状態で、適切な方法を見つけるためにいろいろな方法を試すことなのです。

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「暗中模索」の使い方

  1. その会社は新商品を開発するために暗中模索している。
  2. 彼はしばらく暗中模索の状態にあったが、友達の助けをきっかけに解決策を見つけた。

「暗中模索」には、「暗」という漢字が使われていることからネガティブなイメージがあるのではないでしょうか。しかし、手掛かりがない中でも上手くいく方法を探し求めるという積極的な意味で使うことができるのです。

何か新しい分野に挑戦する時などにぴったりの言葉ですね。

「暗中模索」の由来

「暗中模索」の由来は、中国の唐の時代にさかのぼります。

唐の国に、許敬宗(きょけいそう)という学者がいました。彼は優秀な人物でしたが、物忘れが激しくて人の顔を覚えるのが苦手な人でした。ある時、そそっかしいことを注意された許敬宗は、「つまらない人のことは記憶する必要もない。素晴らしい人たちに会うことがあれば、例え暗闇の中であっても探り当てて見せる」と言いました。

「暗中模索」は「何も見えない状況であってもやってみせる」という気持ちから生まれた四字熟語だったのですね。

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「暗中模索」の類義語

暗中模索には以下のような類義語があります。

  • 五里霧中(ごりむちゅう):物事の判断ができず、方針を立てられないこと

「暗中模索」と同じように、「五里霧中」にも外の状況がよく分からないという意味があります。中でも「暗中模索」には、暗闇のような状況下でも「必死に答えを探して努力している」というニュアンスがあります。対して、「五里霧中」は同じような状況で「迷っている」という意味合いが強いです。

似ている四字熟語ですが、違いを理解して使いましょう。

「暗中模索」の英語訳

暗中模索を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • grope in the dark
    (暗闇の中で手探りする)
  • search blindly
    (目が見えない状態で探す)

“grope in the dark” は、「暗中模索」とほとんど同じ意味を持っています。ただし、“grope” という単語には「痴漢(ちかん)をする」という意味もあるので使う際には気を付けましょう。

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まとめ

以上、この記事では「暗中模索」について解説しました。

読み方 暗中模索(あんちゅうもさく)
意味 手掛かりのない中で、様々な方法を試すこと
由来 唐の時代にいた忘れっぽい学者が「偉人と出会えば、例え暗闇の中でも探り当てられる」と言ったことから
類義語 五里霧中
英語訳 “grope in the dark” (暗闇の中で手探りする)、“search blindly” (目が見えない状態で探す)

長い人生では、正解が分からず「暗中模索」することもあるでしょう。

そんななかでもあきらめずに、挑戦を続けていきたいものですね。

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