「汗顔の至り」の意味とは？読み方は？類語まで例文付きで解説

「汗顔(かんがん)の至(いた)り」とは「たいへん恥ずかしく思うこと」という意味です。

恥ずかしいという思いを改まった場で伝えるとき、皆さんは何という言葉を使いますか？

すぐには思いつかなかった方も多いのではないでしょうか。

この記事では恥ずかしさを表す言葉「汗顔の至り」の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳を詳しく解説します。

☆「汗顔の至り」をざっくり言うと……

「汗顔の至り」の意味

汗顔を「あせがお」や「こうがん」と読まないように注意しましょう。

「汗顔の至り」の使い方

「汗顔の至り」は以下のようなときに使います。

①の例文は、自分の軽率な振る舞いを反省することについて書かれています。

②の例文は、他人に迷惑を掛けたことを謝る様子について書かれています。

③の例文は、自分のミスを謝ることについて書かれています。

④の例文は、褒められて恐縮している様子について書かれています。

「汗顔の至り」の由来

「汗顔の至り」の由来は言葉を構成する語に注目すれば理解できます。

恥じらいがこれ以上ない最高の状態に行き着くことから、汗顔の至りは「たいへん恥ずかしく思うこと」という意味になりました。

「汗顔の至り」の類義語

「汗顔の至り」には以下のような類義語があります。

その他の「至り」を使う言葉

「汗顔の至り」に使われる「至り」はさまざまな表現に使われています。

以下にその例を紹介します。

「汗顔の至り」の対義語

「汗顔の至り」には以下のような対義語があります。

汗顔の至りの対義語には、自信に満ちたさまを意味する言葉を挙げることができます。

「汗顔の至り」の英語訳

「汗顔の至り」を英語に訳すと、次のような表現になります。

「汗顔の至り」のまとめ

以上、この記事では「汗顔の至り」について解説しました。

汗顔の至りは日常会話で使われることの少ない言葉です。

だからこそ、必要に応じて使うことで豊かな表現ができます。ぜひ使ってみてください。