「面目(めんぼく)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「面目(めんぼく)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

「面目」の意味をスッキリ理解!

面目(めんぼく):世間に対する顔や体裁(ていさい)、名誉。また、世間からの評価。

「面目」の意味を詳しく

「面目」とは、「世間に対する顔や体裁、名誉」または「世間からの評価」という意味です。「面目を保つ」や「面目無い」という言い方をしますが、この「面目」は、「名誉」や「体裁」という意味で使われています。

「世間に対する顔」というのは、人間の顔そのものということではなく、「外部と接する時の態度や表情」という意味です。

また、「面目」は「めんもく」と読むこともあり、その場合は「顔そのもの」や「容貌」を意味します

スポンサードリンク

「面目」の使い方

  1. 今日の商談では、社長の面目を潰さないようベストを尽くします。
  2. なんとか試合に勝って、恩師の面目を維持することができた。
  3. このようなミスをしてしまい、面目次第もありません。

①と②の面目は、「名誉」という意味です。よく「面目丸潰れ」という言い方をしますが、「名誉を汚す」や「恥をかかす」という意味で使われます。

③の面目は、「顔」という意味で使われています。「あわせる顔が無い」と言う場合の「顔」と同義です。この意味では、主に謝罪の時に使われます。

ただ、「面目(次第)が無い」は、「ごめんなさい」という謝罪の意味ではありません。あくまで「恥ずかしい」という意味であるため、注意しましょう。

「面目」の語源

「面目」は本来、仏教語です。仏教語では「めんもく」と読みます。

「面」と「目」は、顔と目という重要な器官を意味します。このことから、禅宗では「人間の真の有りさまを表す」という意味で、「面目」が使われていました。

しかし、時代と共に「面目」が「人間の顔」のことを表すと認識されるようになりました。読み方も「めんぼく」と濁るようになり、一般に定着していきました。

そして「顔」という意味が転じて、現代では「世間に対する体裁」という意味で使われています。

スポンサードリンク

「面目」の類義語

面目には以下のような類義語があります。

  • 面子(めんつ):世間への体裁
  • 体面(たいめん):世間に対する誇り
  • 世間体(せけんてい):世間からの見え方
  • 外面(そとづら):人と接する時に見せる態度や表情

「面目」の英語訳

面目を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • face
    (面目)
  • disgrace
    (不名誉)
  • ashamed
    (恥ずかしい)

「面目」の使い方によって英訳が異なります。

「面目を失う」や「面目を潰す」という意味の場合、 “disgrace” と言います。 “disgrace” は動詞であるため、後ろに人など名詞をつけて使います。 “disgrace on(upon)〜” とすれば、「〜に泥を塗る」という意味になります。

“face” を使う場合は、 “lose face(面目を失う)” や “save face(面目を保つ)” という表現が代表的です。 “disgrace” がネガティブな表現のみに使うのに対し、 “face” はポジティブな表現でも使うことができます。

“ashamed” は、「面目無い」という意味の際に使います。 “I’m ashamed of myself.(自分が恥ずかしいです)” のように、be動詞とセットで使われることが多いです。

スポンサードリンク

まとめ

以上、この記事では「面目」について解説しました。

読み方面目(めんぼく)
意味世間に対する顔や体裁。また、世間からの評価。
語源仏教語の「面目」に由来
類義語面子、体面、世間体など
英語訳face(面目)

「面目」は、普段何気なく使われる熟語です。しかし、読み方も含めて、意味を正確に理解している人は多くありません。特に、「面目無い」は誤った意味で広く使われています。正しい使い方を覚え、適切な場面で使えるようにしましょう。

スポンサードリンク