「優越感(ゆうえつかん)」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「優越感(ゆうえつかん)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「優越感」の意味をスッキリ理解!

優越感(ゆうえつかん):自分が他人より優れていると思う快感

「優越感」の意味を詳しく

「優越感」は、自分が他人より優れていると思う快感のことです。他より優れ勝ることや秀でていることを表します。

「優越感」は自己肯定感や自己評価の高さと密接にかかわっているため、「優越感」を持っている人は「プラス思考」「自信がある」などと形容されます。

「優越感」の使い方

  1. 人気のレストランで働く知り合いのおかげで、行列に並ばずに店に入れたので優越感に浸った。
  2. 限定商品を誰よりも早く手に入れることができ、優越感を覚えた。
  3. 学年でトップの成績をとり、優越感を覚えた。
  4. 美術の授業で「このクラスで1番絵が上手い」と褒められ、優越感を抱いた。

「優越感に浸る」「優越感を覚える」「優越感を抱く」というように使います。「優越感」は、自分が特別だと実感する場面で用いられます。

「優越感」の語源

「優越感」の「優越」には2つの意味があります。

  1. 他よりすぐれて勝っていること
  2. 他より大きな権限を持つこと
「優越感」は①の意味から来ています。②の意味では、「衆議院は参議院に優越する」「優越的地位の濫用(企業活動において、片方が取引上優位な立場にあることを利用して、相手に不利益を与えること)」というように使います。

「優越感」の類義語

「優越感」には以下のような類義語があります。

  • 自尊心:自分の尊厳を主張して、他者の干渉を排除しようとすること
  • 自負:自分の才能や仕事に、自信や誇りを持つこと
  • プライド:誇り、自尊心
  • 矜持(きょうじ):自分の能力を信じて誇りを持つこと

「自尊心」の「自尊」には、「尊大に構えること・うぬぼれること」という意味があります。「矜持」の「矜」には自負するという意味があり、「矜持を保つ」などと使います。また、「矜持」は慣用的に「きんじ」と読まれますが、それは誤りで正しくは「きょうじ」です。

「優越感」の対義語

「優越感」には以下のような対義語があります。

  • 劣等感:自分が他人より劣っているという感情
  • 敗北感:敗北を身にしみて感じること
  • コンプレックス:劣等感
  • 引け目:他者と比べて自分が劣っているように感じること

「劣等感」は、「優越感」と対になる言葉です。「劣等感に陥る」「劣等感を抱く」というように表現します。「敗北」の「北」は2人の人が背を向け合っている様子を示した漢字で、「相手に背を向ける」「背を向けて逃げる」という意味があります。

「コンプレックス」は、自身の学歴に自信を持てない「学歴コンプレックス」など、「〇〇コンプレックス」というかたちでよく使われるため、聞き馴染みのある言葉ではないでしょうか。

「優越感」の英語訳

「優越感」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • superiority complex
    (優越感)
  • pride
    (自負)

以下で例文をご紹介します。

  1. Superiority complex is an exaggerated estimate of your own value and importance.(優越感とは、自分自身の価値や重要性に対する誇大な評価のことだ)
  2. He has no pride.(彼には自負の心がない)

まとめ

以上、この記事では「優越感」について解説しました。

読み方優越感(ゆうえつかん)
意味自分が他人より優れていると思う快感
語源「他よりすぐれて勝っていること」という意味を持つ「優越」から
類義語自尊心、自負、プライドなど
対義語劣等感、敗北感、コンプレックスなど
英語訳superiority complex(優越感)、self‐esteem(自尊心)、pride(自負)

「優越感」に浸ると前向きな気持ちになれますが、あまりその気持ちを抱きすぎるのも禁物なので、適度に優越感を覚えるようにすると良いですね。