四字熟語「白川夜船(しらかわよふね)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「白川夜船(しらかわよふね)」です。

以下では、「緩急軽重」の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「白川夜船(しらかわよふね)」の意味をスッキリ理解!

白川夜船(しらかわよふね):熟睡していて何も知らないこと、また、知らないことを知っているふりをすること。

「白川夜船(しらかわよふね)」の意味を詳しく

「白川夜船」は、熟睡していて何も知らないことと、本当は知らないのに知っているふりをすることの2つの意味があります。

後者の、「本当は知らないのに知っているふりをする」の意味で使われる場合は、ネガティブな意味で使われます。

まったく異なる2つの意味を持つ四字熟語であるため、文脈によって使い分ける必要があります。

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「白川夜船(しらかわよふね)」の使い方

  1. 車窓から見える川沿いの桜が満開なのに、白川夜船で通り過ぎてしまうのは勿体無い。
  2. 昨晩近所で家事が起きたが、白川夜船でまったく気づかなかった。

それぞれの解説は以下の通りです。

①では、車の窓から満開の桜を見ることができるのに、熟睡していてその綺麗さに気づかずに通り過ぎてしまうことが勿体無い様子が描かれています。

②では、近所で家事が起きたら、気づいて起きてしまいそうですが、深い眠りに就いていてまったく気づかない様子を表しています。

「白川夜船(しらかわよふね)」の由来

「白川夜船」という四字熟語は京都の白河というエリアに由来します。

昔、京都へ旅行に行ったふりをした人がいて、白河という地名について聞かれました。白河を川の名前だと勘違いしたその人は、「夜船で通ったから分からない。」と答えた、という話から生まれた四字熟語です。

白河という言葉を聞いただけで、川であると勘違いし、知っているふりをしたことが四字熟語の由来です。

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「白川夜船(しらかわよふね)」の類義語

「白川夜船(しらかわよふね)」には以下のような類義語があります。

  1. 眠りこける(ねむりこける):ぐっすり眠り続けること。
  2. 泥のように眠る(どろのようにねむる):本来の様子とは違い、眠り込むこと。
  3. 耳学問(みみがくもん):他人から聞きかじった知識。
  4. 訳知り顔(わけしりがお):物事について色々と知っていそうな雰囲気を漂わせていること。

①②は「熟睡していて何も知らないこと」の意味、③④は「本当は知らないのに知っているふりをすること」の意味を表す類義語です。

あまり聞きなれない言葉もあるのではないでしょうか。ぜひ意味を正しく覚えてください。

「白川夜船(しらかわよふね)」の対義語

「白川夜船(しらかわよふね)」には以下のような対義語があります。

  1. 輾転反側(てんてんはんそく):すぐに眠りにつけず、何度も寝返りを打つこと。
  2. 不眠不休(ふみんふきゅう):眠ったり休んだりしないこと。
  3. 博覧強記(はくらんきょうき):幅広い物事の知識があること。
  4. 博学広才(はくがくこうさい):幅広く様々な学問についての知識が豊富であること。
  5. 博学偉才(はくがくいさい):幅広い学問の知識を持ち、才能が豊かであること。

①②は「熟睡していて何も知らないこと」の意味、③④⑤は「本当は知らないのに知っているふりをすること」の意味に関しての対義語です。

③④⑤の四字熟語は似ていますが少しずつ意味が異なるので正しく使えるようにしましょう。

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「白川夜船(しらかわよふね)」の英語訳

「白川夜船(しらかわよふね)」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  1. being fast asleep(白川夜船)
  2. know-it-all manner(白川夜船)

①は「熟睡していて何も知らないこと」の意味、②は「本当は知らないのに知っているふりをすること」の意味を表す英語です。

まとめ

以上、この記事では「白川夜船(しらかわよふね)」について解説しました。

読み方白川夜船(しらかわよふね)
意味熟睡していて何も知らないこと、また、知らないことを知っているふりをすること。
由来京都の白河というエリアについての話
類義語眠りこける、泥のように眠る、耳学問、訳知り顔など
対義語輾転反側、不眠不休、博覧強記、博学広才、博学偉才など
英語訳being fast asleep, know-it-all manner

「白河夜船」という四字熟語は由来がとてもユニークです。

類義語、対義語、ともにたくさんあるので意味の違いを理解しておきましょう。

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