「危惧(きぐ)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「危惧(きぐ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「危惧」の意味をスッキリ理解!

危惧(きぐ):あやぶみ、おそれること

「危惧」の意味を詳しく

「危惧」は、「危」と「惧」の2つの漢字から構成されています。

「危」は、訓読みで、「危(あぶ)ない」、「危(あや)うい」と読み、「あぶない」、「あやぶむ」という意味をもちます。「危険」や「危機」等の熟語にも用いられています。

「惧」は、「おそれる」という意味をもちます。「惧」は、主に「危惧」という熟語で使われます。

このことから、「危惧」は、「危険が起こることをあやぶみ、おそれる」という意味をもつことがわかります。

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「危惧」の使い方

  1. 模擬試験での成績が振るわず、受験の失敗を危惧する。
  2. 少子高齢化が進行し、若者の負担が増えるのではないかと危惧の念を抱く。
  3. 絶滅危惧種に指定されている動物は、保護が求められる。

①の例文で、「危惧」は、「危惧する」という形で用いられ、「心配する」、「おそれる」という意味で使われています。

②の例文の「危惧の念を抱く」とは、「危険を感じる」、「心配する」という意味の言葉です。主に書き言葉として使われる表現です。

③の例文で、「危惧」は、「絶滅危惧種」という熟語として用いられています。「絶滅危惧種」は、「絶滅の危険性がある種」という意味で用いられ、特定の生物に対して使われます。

「危惧」の類義語

危惧には以下のような類義語があります。

  • 懸念(けねん):気にかかって不安に思うこと
  • 憂慮(ゆうりょ):心配して思案すること
  • 心配(しんぱい):思いわずらうこと
  • 憂心(ゆうしん):心配する心
  • 憂患(ゆうかん):ひどく心配して悩むこと

どの熟語も、「気がかりに思い、心配する」という点が共通していますが、それぞれ微妙にニュアンスが異なります。

「懸念」は、漠然と悪いことが起こりそうな時に用います。一方、「危惧」は「絶滅を危惧する」など、危険視する事柄が具体的です。

また、「憂慮」は、悪いことが起こった際に、さらに事態が悪い方へ向かう可能性を恐れる際に用いられます。

「心配」「憂患」は、あることが気がかりで思い悩むさまを、「憂心」はそうした気持ちのことを指します。

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「危惧」の対義語

危惧には以下のような対義語があります。

  • 安堵(あんど):物事がうまくいって安心すること
  • 確信(かくしん):信じて疑わないこと

「確信」は、「危惧」の「あやぶむ」という意味の対義語です。

「危惧」の英語訳

危惧を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • apprehensions
    (心配、懸念)
  • fear
    (恐れ、不安)
  • misgiving
    (不安、疑い)

apprehensionsは、主にフォーマルな場面で使われます。

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まとめ

以上、この記事では「危惧」について解説しました。

読み方危惧(きぐ)
意味あやぶみ、おそれること
類義語懸念、憂慮、心配など
対義語安堵、確信
英語訳apprehensions(心配、懸念)

「危惧」は、日常的に使う言葉ではありませんが、「絶滅危惧種」等、目にすることは多い熟語です。

使い方や意味をしっかり理解し、正しく使いましょう。

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