「研鑽(けんさん)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

Side view of young businessman with binoculars standing on pile of books. Vision and education concept
言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「研鑽(けんさん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「研鑽」の意味をスッキリ理解!

研鑽(けんさん):学問や物事を深く追求すること

「研鑽」の意味を詳しく

「研鑽」とは、学問や物事を深く追求することです。「研鑽」は「研」と「鑽」2つの漢字からなる熟語です。

「研」は、「みがく」「とぐ」「物事の道理をきわめる」といった意味があります。 「みがく」「とぐ」の意味では「研磨」などの熟語で使われており、「きわめる」の意味では「研究」などの熟語で使われています。

「鑽」は「穴をあける、うがつ」「物事を深くきわめる」といった意味があります。 つくりが「賛成」の「賛」に似ていますが、「鑚」は「鑽」の異体字です。「研鑽」の「鑽」では、「先」を2つ並べた「兟(しん)」の下に「貝」と書くので注意しましょう。

「研」の「物事の道理をきわめる」と「鑽」の「物事を深くきわめる」という似た意味を持つ漢字が合わさり、「物事の道理を深くきわめる」という意味になりました。そこから「技術や能力を磨き上げる」「物事に懸命に取り組む」といった意味合いでも使われるようになりました。

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「研鑽」の使い方

  1. 医療の発展に貢献するため、日夜研鑽を積む。
  2. 英会話を毎日聞いて、英語の語学力の研鑽に励んでいる。
  3. 週末はキャリアアップのための自己研鑽に努める。

上記の例文のように、「研鑽」は能動的に何かに向けて、熱心に取り組む姿勢や行動を表現するときに使われます。「積む」「重ねる」「努める」などコツコツと着実に続ける意味を持つ言葉と一緒に用いられます。

「自己」をつけて「自己研鑽」という言葉もよく使われます。「自己研鑽」とは学問を深く追求するために自分を磨くこと・究めるために自分で努めることです。特定の専門分野を高めることだけでなく、いろいろな経験を積むことも自己研鑽に含まれます。

 

また、自己研鑽と似ている言葉に「自己啓発」があります。「自己啓発」とは、自己を人間としてより高い知性や理解を身につけられるよう、精神的な成長を目指すことです。

「研鑽」はその行動に重きを置いていますが、「啓発」は自分では気づかないような点を教え、意識を変えることを重視しているところが異なります。

「研鑽」の類義語

研鑽には以下のような類義語があります。

  • 探求:物事の真の姿を明らかにし、見極めようとすること。
  • 修練:精神や技能を磨き鍛えること。修錬とも書く。
  • 切磋琢磨:仲間と励まし合い、学問や技能、人格の向上に努めること。
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「研鑽」の英語訳

「研鑽」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • devote oneself to one’s study
    (一心に勉強する、研究に打ち込む)
  • make a profound study of 〜
    (〜を徹底的に研究する)
  • self-improvement
    (自己研鑽)

“devote oneself to 〜” で「〜に身を捧げる」「〜に専念・没頭・熱中する」という意味です。 “profound” は「徹底的な」「(学問などが)深い」という意味があります。この場合の“study” は名詞で、「勉強」「学問」「研究」という意味があります。

“self-improvement” は直訳すると「自己の改善」です。自己研鑽の意味だけでなく自己啓発など、自分自身を向上したり、意識の改善を目指したりすること全般を指します。

まとめ

以上、この記事では「研鑽」について解説しました。

読み方研鑽(けんさん)
意味学問や物事を深く追求すること
類義語探究、修練、切磋琢磨など
英語訳devote oneself to one’s study (一心に勉強する、研究に打ち込む)
make a profound study of 〜 (〜を徹底的に研究する)
self-improvement (自己研鑽)

漢字で書くと難しい「研鑽」という熟語ですが、ビジネス用語としてよく使われる言葉です。言葉の正しい意味を理解して日常で活用できるよう、研鑽を怠らないようにしていきたいですね。

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