四字熟語「無為徒食(むいとしょく)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語「無為徒食(むいとしょく)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「無為徒食」の意味をスッキリ理解!

無為徒食(むいとしょく):何もしないで、ただ無駄に毎日を過ごすこと

「無為徒食」の意味を詳しく

無為徒食とは、何もしないで、ただ無駄に毎日を過ごすことを指します。

「働かずに遊んでばかりいる」という意味では、現代的な意味として使われる「ニート」に類似しています。

また、会社で「あの人は無為徒食だ」と言われれば、「給料をもらっていながら、まったく仕事をしていない」という意味になります。

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「無為徒食」の使い方

  1. 大学を卒業した後、無為徒食にだらだらと過ごしていたが、とうとう働きに出る決心をした。
  2. 無為徒食な生活をしている人には、労働の喜びはわからないだろう。
①の例文では、卒業後働きもせず、何もしないでだらだらと日々を送っていたことがわかります。

②の例文では、無為徒食をしていては、労働によって得られる達成感や快感は得られないということを説いています。

「無為徒食」の由来

まず、「無為」という言葉は、中国哲学の道家の思想から由来しています。

これの本当の意味は「あるがままにして作為しないこと、またはそのような状態」です。また「作為」とは、人が自分の意志で作り出すことを指します。

「無為」自体に否定的な意味はありません。しかし、これに否定的な意味をもつ熟語をつなげることで、「何の仕事もしない」「役に立たない」という意味になります。

 

次に、「徒食」の「徒」とは「むなしく」「無駄に」という意味です。この「徒」と「食」が合わさった「徒食」は、文字どおり「無駄に食べること」ということになります。

以上から、「無為」と「徒食」を合わせることで、働かずにただ食べている様子、つまり「何もしないで無駄な時間を過ごしている」という意味になりました。

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「無為徒食」の類義語

無為徒食には以下のような類義語があります。

  • 酔生夢死(すいせいむし):何もせずに、むなしく一生を過ごすこと
  • 飽食終日(ほうしょくしゅうじつ):一日中、腹一杯食べて、何もせずに日を過ごすこと
  • 走尸行肉(そうしこうにく):生きていても役に立たない人のこと
  • 尸位素餐(しいそさん):その地位にあり給料をもらいながら、職責を尽くさないこと
  • 伴食宰相(ばんしょくさいしょう):持っている地位に見合った能力がないこと

「無為徒食」の英語訳

無為徒食を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • to idle one’s time away
    (無駄に時間を費やすこと)

“She idled away the whole day(彼女は一日を無駄に過ごした).” というように、使用することができます。

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まとめ

以上、この記事では「無為徒食」について解説しました。

読み方 無為徒食(むいとしょく)
意味 何もしないで、ただ無駄に毎日を過ごすこと
由来 「無為」と「徒食」の組み合わせ
類義語 酔生夢死、飽食終日、走尸行肉など
英語訳 to idle one’s time away(無駄に時間を費やすこと)

人生は短いです。休憩はもちろん大事ですが、毎日を充実させること意識して、無為徒食をしないように気を付けましょう。

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