「感銘(かんめい)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「感銘(かんめい)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「感銘」の意味をスッキリ理解!

感銘(かんめい):深く感動して忘れないこと

「感銘」の意味を詳しく

「感銘」とは、深く感動して忘れないことという意味です。

深く心に感じること、忘れられないほどに感動することです。心が非常に大きく動かされることで、価値観や人生を変えるほどの出来事に対して使います。

ちょっとした感動に対しては使わず、人生における選択や考え方にまで影響を及ぼすような事実に対して「感銘」と言います。

「感銘」は「肝銘」と表記する場合もありますが、基本的には「感銘」が一般に使われています。

「感銘」の使い方

  1. 私は高校時代の先生の言葉に感銘を受けた。
  2. 課長の仕事に対する姿勢に感銘いたしました。
  3. 彼の芯のある生き方に深い感銘を覚えた。
  4. オーケストラの演奏は聞く人全てに感銘を与えた。
  5. 悲しい感銘に見舞われる。

「感銘」を用いた表現としてもっとも代表的であるのは「感銘を受ける」です。人生を変えるほど大きな影響を受けた出来事に対して、感動の度合いを強調したいときには「深く感銘を受ける」「強く感銘を受ける」などの言葉をセットで使います。

他にも「感銘」を使った表現があります。「感銘を覚える」は、「感銘を受ける」と同じく感動を自分自身が感じたときに使います。「感銘を与える」は逆に人に対して感動や影響を感じさせることです。

「感銘」は基本的にポジティブな感情に対して使いますが、悲しい感情を表すこともできます。「感銘に見舞われる」は感動的ではあるものの、非常に悲しい感動に遭遇する状況のことです。

 

「感銘」をビジネスシーンで用いるとき

「感銘」はビジネスの場面でも登場します。

上司をたたえる場面

「感銘」は目下の人が目上の人に対して使うことができます。②の例文のように「感銘いたしました」や「感銘を受けました」と言うことで相手の行動に影響を受けたことを伝えることができます。

面接の場面

「御社の〇〇という理念に感銘を受けました。」などと表現します。ただし、「感銘」を使うと大げさすぎると捉えられてしまう場合もあるので、「共感しました」「興味を持ちました」などの言葉を使うと良いでしょう。

「感銘」の語源

「感銘」を構成する漢字の意味は、それぞれ以下の通りです。

  • :深く心が動くこと
  • :特に優れたもの、心に刻まれて忘れられないこと

2つの漢字の意味を合わせると、「深く心を動かされ、忘れられないもの」です。「銘」は「座右の銘」などにも使われている漢字であることからイメージしやすいでしょう。

「感銘」の類義語

「感銘」には以下のような類義語があります。

  • 感心:深く心に感じること
  • 感服:感心して敬服すること
  • 脱帽:帽子を脱ぐことで、その人に対する敬意を表すこと
  • 胸に響く:人の行動や言葉に感動すること
  • 琴線に触れる:物事に感動し、共鳴すること
  • 感動:物に深く感じて、心を動かすこと
  • 感激:強く心を動かすこと
  • 敬服:感心しうやまうこと

「感心」と「感銘」の意味は似ていますが、どの立場の人に対して使うかという違いがあります。「感心」は目上の人から目下の人に対して使います。「感銘」は目下の人に対しては使わず、上司などの目上の人に対して使うという違いがあります。

「感動」は快活で愉快な喜びのこもった気持ちを意味します。「感激」は特定の感情が沸き出ることです。「感銘」は人々が注目して忘れないようなことを成し遂げたことを意味するという違いがあります。

「感銘」の対義語

「感銘」には以下のような対義語があります。

  • 無感動:心が動かされないこと
  • 無関心:全く関心がないこと
  • 失望:期待外れでがっかりすること
  • 幻滅:想像や憧れが現実とは異なること

「感銘」の英語訳

「感銘」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • impression
    (感銘)
  • be impressed
    (感銘を受ける)
  • impress greatly
    (感銘を与える)

まとめ

以上、この記事では「感銘」について解説しました。

読み方感銘(かんめい)
意味深く感動して忘れないこと
語源「深く心が動くこと」「心に刻まれて忘れられないこと」という意味の漢字から
類義語感心、感服、脱帽など
対義語無感動、無関心、失望など
英語訳impression

「感銘」は芸術に触れた場面やビジネスの場面など、生活している様々な状況で使うことができます。ぜひ使いこなしましょう。