ことわざ「瓢箪から駒が出る」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「瓢箪(ひょうたん)から駒(こま)が出る」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「瓢箪から駒が出る」の意味をスッキリ理解!

瓢箪(ひょうたん)から駒(こま)が出る:予期せぬことや、あり得ないことが起こること

「瓢箪から駒が出る」の意味を詳しく

「瓢箪から駒が出る」は、予期せぬことや、あり得ないことが起こるという意味のことわざです。また、最初は冗談や間違いだったものが、結果的に現実になるという意味もあります。

瓢箪とは、果実の真ん中が細くなっていて、容器のような形をした、ツル科の植物です。果実の苦みが強く、食用には適しません。しかし、果実が熟すと皮が固くなるので、水や酒を入れる容器として使われていました。

一方、駒とは馬のことを指します。

一般的な常識では、瓢箪の小さな口から馬が出てくるとは考えられません。このことから、「瓢箪から駒が出る」は確率の低いことや予想だにしないことが起こるという意味になりました。

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「瓢箪から駒が出る」の使い方

  1. たまたま拾った宝くじが当選するなんて、まさに瓢箪から駒が出るようなできことだ。
  2. 絵を描くのが趣味なので、ハロウィン衣装のデザイン画コンテストに応募した。数か月後、瓢箪から駒が出て、自分がデザインした衣装が商品化することが決まった。
  3. 飛行機が嫌いな叔父が海外に行くなんて、瓢箪から駒が出るような話だ。
  4. 最初は冗談でスタンフォード大学に行くと言っていたが、まさか本当に通うことになるなんて、瓢箪から駒が出る話だ。

①・②・③の例文は、「起こる確率が非常に低いことが、現実になる」という意味で使用しています。

一方、④の例文は、「最初は冗談で言っていたことが、結果的に現実になる」という意味で使用しています。

「瓢箪から駒が出る」の由来

「瓢箪から駒が出る」の由来では、2つの有力な説があります。

1つ目は、宇治拾遺(うじしゅうい)物語の舌切り雀の話を由来とする説です。舌切り雀の話では、「米が止めどなく出てくる瓢箪」が出てきます。

どのような経緯で、米が馬に変わって「瓢箪から駒が出る」となったのかは不明です。しかし、「米が止めどなく出てくる瓢箪」が「瓢箪から駒が出る」のことわざの元になったとされています。

 

2つ目は、中国の仙人の張果老(ちょうかろう)の伝説を由来とする説です。

張果老は、ロバに乗って旅をしていました。そして、旅の途中で休憩するときは、乗っていたロバを瓢箪に入れるとされていました。

日本に伝説が伝わると、室町時代には、瓢箪から馬が出てくる絵が描かれるようになり、「瓢箪から駒が出る」という言葉が使われるようになりました。

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「瓢箪から駒が出る」の類義語

「瓢箪から駒が出る」には以下のような類義語があります。

  • 嘘から出たまこと:嘘だったことが本当に起こること
  • 虚は実(じつ)を引く:最初は嘘だったが、結果的に現実になること
  • 灰吹(はいふ)きから蛇(じゃ)が出る:考えられないようなことが起こること
  • 灰吹きから竜が上る:考えられないようなことが起こること
  • 冗談から駒:冗談で言ったことが本当に起こること

「瓢箪から駒が出る」の英語訳

「瓢箪から駒が出る」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Mows may come to earnest.
    (冗談が本当になることがある。)
  • Unexpect things often happen.
    (予期せぬことは、しばしば起こる。)
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まとめ

以上、この記事では「瓢箪から駒が出る」について解説しました。

読み方 瓢箪(ひょうたん)から駒(こま)が出る
意味 予期せぬことや、あり得ないことが起こること
由来 一説では、舌切り雀の物語の米が出てくる瓢箪から
類義語 嘘から出たまこと、虚は実を引く、灰吹きから蛇が出るなど
英語訳 Mows may come to earnest.(冗談が本当になることがある。)

「瓢箪から駒が出る」ような結果に結びつくこともあるので、何事も簡単に諦めずに継続したいですね。

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