「卑屈(ひくつ)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「卑屈(ひくつ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「卑屈」の意味をスッキリ理解!

卑屈(ひくつ):自分自身を蔑む(さげすむ)こと。また、いじけていくじのないこと。

「卑屈」の意味を詳しく

「卑屈」とは、「自分を必要以上に蔑むこと」という意味です。また、蔑むことから「いじけること」や「いくじのない態度」という意味も含まれます。

「卑」という漢字は、「ヒ」の他に「卑(いや)しめる」とも読み、「軽蔑する」という意味を持っています。

「屈」は、「クツ」や「屈む(かがむ)」と読みます。「くじける」や「折れ曲がる」という意味があります。「屈伸」のように身体的に折れ曲がることから、「屈辱」のように精神的に折れることまで、意味は幅広いです。

したがって、「卑屈」は、自分を軽蔑し、精神的に折れ曲がっている状態のことなのです。

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「卑屈」の使い方

  1. 彼はいつも下を向いていて、卑屈な性格だ。
  2. 一度失敗したからと言って、それほど卑屈になる必要はないですよ。
  3. 彼女は先日の商談で、卑屈なほど腰が低かった。

①のように、「卑屈な〜」と名詞を修飾する形は多く使われます。「卑屈な態度」や、「卑屈な笑い」という言い回しが一般的です。

②は、会話の中で使うことが多い言い方です。主に、「自分を蔑むな」という励ましの意味を表します。

③では、実際に卑屈ではないものの、「まるで自分を蔑むかのように」という様子を表現しています。

「卑屈」の類義語

卑屈には以下のような類義語があります。

  • 卑下(ひげ):自分が劣っているとへり下ること
  • 自虐(じぎゃく):自分を痛めつけること
  • 謙遜(けんそん):自分を低く評価し、控えめに振る舞うこと
  • 自嘲(じちょう):自分を軽蔑し、あざけること

類義語の中で、「謙遜」だけはネガティブな意味が少ないです。「自分を低くする」という意味では同じですが、基本的に良い意味で使われます。他の「卑下」や「自嘲」などとの使い分けに注意しましょう。

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「卑屈」の対義語

卑屈には以下のような対義語があります。

  • 尊大(そんだい):威張って偉そうに振る舞うこと
  • 横柄(おうへい):人を見下した態度をとること
  • 傲然(ごうぜん):偉そうに人を見下すこと
  • 不遜(ふそん):思いあがっているさま
  • 高慢(こうまん):自分が優れていると、人をあなどること

「卑屈」の英語訳

卑屈を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • put down
    (卑下する)
  • obsequious
    (へり下る)
  • modest
    (謙遜)

“put down” は、間に “myself” など「誰を」という目的語を加えて使います。

文章では、 “He tends to put himself down when things don’t go the way he wants.(彼は、物事が思い通りにいかないと、自分を卑下しがちです)”のように言います。

“obsequious” は、「卑屈な」や「へり下った」という意味合いの表現です。 “obsequious attitude(卑屈な態度)” のように使います。日常的に使う単語ではありませんが、表現の一つとしてぜひ覚えてみましょう。

“modest” は、 “obsequious” と違い良い意味で使われます。会話の中では、 “You are too modest.(謙遜しすぎですよ)” というように使われます。

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まとめ

以上、この記事では「卑屈」について解説しました。

読み方 卑屈(ひくつ)
意味 自分自身を蔑むこと。また、いじけていくじのないこと。
類義語 卑下、自虐、謙遜など
対義語 尊大、横柄、傲然など
英語訳 put down(卑下する)

「卑屈になるな」のように励ます際や、日常的にも様々な場面で使われることが多い熟語です。類義語を覚えることで表現の幅が広がりますし、英語での言い方を覚えると学校やビジネスでも役に立ちます。ぜひ覚えてみましょう。

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