四字熟語「平穏無事(へいおんぶじ)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「平穏無事(へいおんぶじ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「平穏無事」の意味をスッキリ理解!

平穏無事(へいおんぶじ):穏やかで何事もないこと。

「平穏無事」の意味を詳しく

安らかで穏やかなことを意味する「平穏」と、悪いことが起こらない様子を表す「無事」から成り立っているのが平穏無事です。同じ意味の熟語を組み合わせることで、「平和で穏やかである」という意味を強調しています。

この四字熟語は本来仏教用語であり、わずらいやこだわりがない様子を意味していました。それが転じて、何も変わったことがないという意味で使われています。

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「平穏無事」の使い方

  1. 平穏無事な日々を送りたい。
  2. あの頃の平穏無事な生活を懐かしむ。
  3. 彼女の平穏無事を祈る。

「平穏無事」の類義語

平穏無事には以下のような類義語があります。

  • 無事平穏(ぶじへいおん):穏やかで平和なこと。
  • 安穏無事(あんのんぶじ):安定して穏やかな様子。
  • 無病息災(むびょうそくさい):病気がなく、健やかであること。
  • 天下泰平(てんかたいへい):世の中が安定していること。
  • 澹然無極(たんぜんむきょく):この上なく安らかなこと。
平穏無事を構成する熟語の順番を入れ替えた「無事平穏」も、四字熟語として存在します。

一般に平穏無事のほうがよく使われますが、どちらも正しい日本語であるということを覚えておくと良いでしょう。

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「平穏無事」の対義語

平穏無事には以下のような対義語があります。

  • 多事多難(たじたなん):苦労や困難が多いこと。
  • 物議騒然(ぶつぎそうぜん):世の中が落ち着かないこと。
  • 波瀾万丈(はらんばんじょう):激しい変化が多いこと。
波乱万丈では、「瀾」の字の代わりに「乱」の字が用いられることもあります。これは「瀾」の字が常用漢字に含まれていないからであって、決して間違いではありません。

「平穏無事」の英語訳

平穏無事を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • all serene
    (異常がないこと)
  • halcyon
    (穏やかな)
  • all’s well
    (全てがうまくいっている)

もともとカワセミを意味する “halcyon” は、カワセミの穏やかな様子から穏やかさそのものも意味しています。

また、 “all’s well” は、シェイクスピアの戯曲 “All’s Well That Ends Well(終わりよければ全てよし)” で有名な英語です。

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まとめ

以上、この記事では「平穏無事」について解説しました。

読み方 平穏無事(へいおんぶじ)
意味 穏やかで何事もないこと。
類義語 安穏無事、無病息災、天下泰平など
対義語 多事多難、物議騒然、波瀾万丈など
英語訳 all serene(異常がないこと)など

慣れ親しんだ「平穏」と「無事」の二つの熟語から成り立つのが、平穏無事です。その意味を強調したいときに、ぜひ使ってみましょう。

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