ことわざ「泣きっ面に蜂」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「泣きっ面に蜂(なきっつらにはち)」です。

言葉の意味、使い方、類義語、対義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

「泣きっ面に蜂」の意味をスッキリ理解!

泣きっ面に蜂(なきっつらにはち):不幸や災難など、よくないことが重なること

「泣きっ面に蜂」の意味を詳しく


「泣きっ面に蜂」は、不幸や災難など、よくないことが重なることをたとえたことわざです。

 

いきなりですが、この写真の女性が失恋して泣いていたと仮定します。

さらに、女性は帰り際に立ち寄った飲食店で、カバンを椅子に置いてトイレへ行きました。そして、トイレから帰ってくると、財布が盗まれていました。

 

彼氏と別れてとても憂鬱(ゆううつ)な気持ちなのに、それに加えて財布を盗まれるなんて、踏んだり蹴ったりな状況ですよね。

これが「泣きっ面に蜂」の状態なのです。

 

また、南蛮文化の一つとして伝わってきたかるたは、江戸・京都・大阪の3種類の形で発展していきましたが、「泣きっ面に蜂」は、江戸いろはかるたの札(ふだ)の一つです。

ちなみに、京都いろはかるたの「な」は、「習わぬ経(きょう)は読めぬ」です。また、大阪いろはかるたの「な」は、「なす時の閻魔顔(えんまがお)」です。

スポンサードリンク

「泣きっ面に蜂」の使い方

  1. テストの点が悪くて、部活でもレギュラー落ちするなんて、泣きっ面に蜂だ。
  2. 先週腕を骨折して、今週足を骨折するなんて、泣きっ面に蜂だ。

ちなみに、泣きっ面を蜂と言う人もいますが、それは間違いです。

「泣きっ面に蜂」の類義語

「泣きっ面に蜂」には以下のような類義語があります。

  • 踏んだり蹴ったり:不幸が重なってひどい目に合うこと
  • 弱り目に祟(たた)り目:弱っているときにさらに災難が重なること
  • 一難去ってまた一難:一つ大変なことが終わったと思ったら、連続してまた大変な目に合うこと
  • 痛む上に塩を塗る:苦しいことの上にさらに苦しいことが重なることのたとえ
スポンサードリンク

「泣きっ面に蜂」の対義語

「泣きっ面に蜂」には以下のような対義語があります。

  • 鴨(かも)が葱(ねぎ)を背負(しょ)って来る:好都合が連続することのたとえ
  • 棚からぼたもち:思いがけない幸運を得ること
  • 漁夫の利:両者が争っているすきに、第三者が利益を得ることのたとえ

「泣きっ面に蜂」の英語訳

「泣きっ面に蜂」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • It never rains but it pours.
    (悪いことは何度も起こる)
  • Misfortunes seldom come singly.
    (災いはひとりでは来ない)
スポンサードリンク

まとめ

以上、この記事では「泣きっ面に蜂」について解説しました。

読み方 泣きっ面に蜂(なきっつらにはち)
意味 不幸や災難など、よくないことが重なること
類義語 踏んだり蹴ったり、弱り目に祟り目、一難去ってまた一難、痛む上に塩を塗るなど
対義語 鴨が葱をしょって来る、棚からぼたもち、漁夫の利など
英語訳 It never rains but it pours.(悪いことは何度も起こる)

泣きっ面に蜂である状況にはなりたくないですよね。できることは予防していきましょう。

スポンサードリンク