バイタリティとは「生命力や活力、活気」という意味です。
バイタリティは、日常生活でも耳にする言葉ですが、厳密な意味を知らない人も多いと思います。
この記事では、言葉の意味や使い方を詳しく解説します。
☆「バイタリティ」をざっくり言うと……
英語表記 | バイタリティ(vitality) |
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意味 | 生命力や活力、活気 |
語源 | 「生命」という意味のラテン語 “vita” |
類義語 | 生気 英気など |
このページの目次
「バイタリティ」の意味
生命力や活力、活気
例:彼女はバイタリティがある。
バイタリティとは、生命力や活力、活気などを包括的に表す言葉です。
生命力がみなぎった状態や、パワーにあふれた状態を表します。
非常にポジティブな意味を持つ言葉であり、生き生きとしている人を形容するために誉め言葉として使われることが多いです。
また、仕事やスポーツにおいて「やる気に溢れている状態」という意味で使われることもあります。
バイタリティには「持久力」や「持続力」という意味もあります。
「活力がある人は、物事に長時間取り組むことができる」という発想で持久力・持続力を表すようになりました。
「バイタリティ」の使い方
バイタリティは、以下のような言い回しで使われます。
- バイタリティがある
- バイタリティがない
- バイタリティに溢れる
実際に、バイタリティを使った例文を見ていきましょう。
- 彼はバイタリティがあることで有名だ。
- 自分で言うのもなんですが、私はバイタリティがない方です。
- 彼女はバイタリティに溢れている。
バイタリティは、人間以外でも、動物や植物に対しても使うことができます。
人間以外に使うバイタリティは、「ぐんぐんと成長していく力」「生き抜く力」を表します。
早いスピードで成長したり、大きく成長したりした場合には、バイタリティがあると表現することができます。
「バイタリティ」の語源
バイタリティの語源は「生命」という意味のラテン語 “vita” です。
名詞である “vita” から派生して生まれた英単語が形容詞の “vital” です。
形容詞 “vital” には、以下のような意味があります。
- 生命の
- 活気のある
- きわめて重要な
- 生死にかかわる
この “vital” の名詞形が “vitality” です。
“vitality” をカタカナ語表記したものがバイタリティです。
「バイタリティ」の類義語
バイタリティには以下のような類義語があります。
「バイタリティ」と「モチベーション」の違い
バイタリティは、人間としての特徴を表す言葉です。
それに対して、モチベーションは一時的なやる気の高まりを表す言葉です。
つまり、「今回のプロジェクトに対してモチベーションが高い」と言うことはできますが、「今回のプロジェクトに対してバイタリティがある」と言うことは少ないです。
「バイタリティ」の関連語
バイタリティには以下のような関連語があります。
- バイタル
患者が生きているかどうかの状態を把握するための重要な指標
英単語 “vital” は、形容詞として使われています。
日本語のバイタルは医療用語として使われ、患者が生きているかどうかの状態を把握するための重要な指標を表します。
具体的には、以下のようなものがバイタルに含まれます。
- 体温
- 呼吸
- 脈拍
- 血圧
- 意識
医療用語のバイタルは「バイタルサイン」の略で、生命兆候(ちょうこう)とも呼ばれます。
「バイタリティ」がある人の特徴
バイタリティがある人の特徴には、以下のようなものがあります。
- 力強い
- 健康的
- 打たれ強い
- 積極的
- ポジティブ
- 小さいことは気にしない
- 目標がある
- 失敗を恐れない
- 周りの目を気にしない
バイタリティのある人は、自分の活躍が見込めることに加えて、周りにもいい影響を与えます。
また、仕事や学校生活など、さまざまな場面で活躍できるでしょう。
「バイタリティ」を身につける方法
バイタリティを身につけるために有効な、以下のような手段があります。
- 目標や将来像を描く
- 姿勢を正しくする
- ピンチをチャンスと捉える
- バイタリティあふれる人と一緒にいる
- 何事にも積極的になる
上記のようなポイントを、一時的ではなく長期的に意識して実践するのが大切です。
「バイタリティ」のまとめ
以上、この記事ではバイタリティについて解説しました。
英語表記 | バイタリティ(vitality) |
---|---|
意味 | 生命力や活力、活気 |
語源 | 「生命」という意味のラテン語 “vita” |
類義語 | 生気 英気など |
バイタリティの使い方をマスターして、日常生活でも使いこなせるようにしましょう!