ことわざ「月とすっぽん」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「月とすっぽん(つきとすっぽん)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「月とすっぽん」の意味をスッキリ理解!

月とすっぽん(つきとすっぽん):2つのものが比べ物にならないほど大きく違っていることのたとえ

「月とすっぽん」の意味を詳しく

すっぽんとは、アジアに分布する肉食性のカメの一種です。美味なだけでなく体や健康にも良い食材として有名ですね。

 

すっぽんは上から見ると丸い甲羅をしています。これは空に浮かぶ月と同じ形です。

しかし、形は同じでも実際には大きな差があります。ここから、「月とすっぽん」は一見似ているように見えるが、実際にはひどくかけ離れているもののたとえという意味を表します。

このことわざでは、月を優れているもの、すっぽんを劣っているものと表現しています。

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「月とすっぽん」の使い方

  1. 同じスイミングスクール出身だが、趣味で泳いでいる僕と一流の水泳選手の彼では水泳技術は月とすっぽんだ。
  2. あの兄弟は兄は学年で一番足が速いが、弟は運動がとても苦手だ。まさに兄弟で月とすっぽんだ。
  3. パソコンを新しいものに買い換えたのだが、前のものと今のものでは月とすっぽんだ。見た目は同じだが、機能がまるで違う。

「月とすっぽん」の由来

月とすっぽんはどちらも同じ丸い形をしています。

しかし、実際はひどく異なるものです。月は空にあり、美しく輝いています。一方、すっぽんは地上の泥の中に住み、醜い顔をしています。

ここから、一見似ているが実際は大きな差があるという意味が生まれました。

 

また、朱盆(しゅぼん)がなまってすっぽんになったという説もあります。

朱盆とは赤いおぼんのことです。この説では、おぼんも月も丸いが中身はまるで違うというところから、優れているものと劣っているものの例として比べられたと言われています。

しかし、おぼんがすべて丸い訳ではないため、この説はあまり有力ではありません。

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「月とすっぽん」の類義語

月とすっぽんには以下のような類義語があります。

  • 提灯(ちょうちん)に釣鐘(つりがね):どちらも吊り下げるものであるが、重さがまるで異なり、つり合わないこと。
  • 雲泥(うんでい)の差:非常にかけ離れていること。
  • 鯨(くじら)と鰯(いわし):極めて大きな差があることのたとえ。
  • 天地の差:非常に差が大きいこと。
  • 雪と墨(すみ):2つのものの差が大きすぎて比べ物にならないことのたとえ。

全て2つのものの差が非常に大きいことを表す言葉です。

「提灯に釣り鐘」は一見似たものに見えるという意味を含む点で、「月とすっぽん」に最も近い意味を持つと言えます。

「月とすっぽん」の対義語

月とすっぽんには以下のような対義語があります。

  • 五分五分(ごぶごぶ):双方とも互角で、優劣のないこと。
  • 大同小異(だいどうしょうい):だいたいは同じで、細かい点にのみ違いがあるさま。大差がないこと。
  • 互角(ごかく):競い合う両者の力量が同じで優劣がないこと。
  • 甲乙(こうおつ)付けがたい:2つのものを比較した際に、実力が同程度でどちらの方が優れているか判断するのが難しいということ。
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「月とすっぽん」の英語訳

月とすっぽんを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • be in totally different classes
    (全く異なっている)
  • like chalk and cheese
    (チョークとチーズのようだ)
  • like day and night
    (昼と夜ほど)

chalk and cheeseは見た目は似ているが中身が異なっているもののたとえとして使われます。

day and nightは明らかに大きな差があることのたとえです。

まとめ

以上、この記事では「月とすっぽん」について解説しました。

読み方月とすっぽん(つきとすっぽん)
意味2つのものが比べ物にならないほど大きく違っていることのたとえ。
由来月とすっぽんはどちらも丸いが、中身は全く異なることから
類義語提灯に釣り鐘、雲泥の差、鯨と鰯など
対義語五分五分、実力伯仲、互角など
英語訳like chalk and cheese(チョークとチーズのようだ)

月とすっぽんは広く知られている言葉ですが、意外とその正しい意味や由来は知られていません。

この機会に正しく意味を理解して、話のネタにするのもいいかもしれません。

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