「トレードオフ」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「トレードオフ」です。

「トレードオフ」の意味・使い方・語源についてわかりやすく解説します。

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「トレードオフ」とは?

トレードオフ(trade off):何かを達成するのと引き換えに、何かを犠牲にしなければならない関係のこと

「トレードオフ」の意味を詳しく

「トレードオフ」とは、2つの事象に関して、どちらも両立することができない関係のことです。

もともと、「トレードオフ」は、経済学の理論で用いられる言葉です。

たとえば、企業の資本を最大化するときについて考えてみましょう。

 

ある企業が借金をして、商品を大量生産する案を考えているとします。

ここで、大量生産して増益することと、借金をすることによる倒産のリスクは「トレードオフ」の関係になっています。

つまり、借金をせずに倒産するリスクを減らすことと、利益を増大させることは両立ができない>関係だということです。

何事にもリスクはつきものです。そのため、「トレードオフ」を理解した上で取り組むのは重要になってきます。

 

日常生活でも「トレードオフ」の関係にあるものはたくさんあります。何か物事を決断する時、すべてはトレードオフの関係になっています。

丸1日空いている日の使い方で考えてみましょう。せっかく 1日空いているということで、友人と遊びに行くことにするとします。

すると、その時間でアルバイトはできないため、アルバイトをすることで得られる金銭を、友人と遊びに行くことで失っていることがわかります。このとき、アルバイトで得られる金銭と、友人と遊ぶことで得られる快楽は「トレードオフ」の関係になっています。

 

「トレードオフ」の関係にある2つの事象は、シーソーを想像するとわかりやすいでしょう。
一方が上がれば、一方は下がります。

このように、「トレードオフ」は、何かを達成するのと引き換えに何かが犠牲になる関係のことを意味しています。

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「トレードオフ」の使い方

  1. 遊ぶことと、お金がなくなってしまうことはトレードオフの関係だ。
  2. 安いことと品質がよいことはトレードオフの関係にあると言われていたが、発達した技術によりその考えは古くなった。
  3. トレードオフの概念を理解した上で意思決定をすることで、リスクに対して柔軟な対応が取れる。

上の例文のように、「トレードオフの関係にある」「トレードオフの概念」のように用いられます。

「トレードオフ」の語源

トレードオフの語源は英語の “trade off” です。

trade には「交換する」という意味があります。off は、「〜から離れる」というニュアンスを持った前置詞です。

この 2つの語が合わさってできた「トレードオフ」は、交換することで離れていくものがある、すなわち何かしらの犠牲が出るという意味を持つようになりました。

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「トレードオフ」の類義語

トレードオフには以下のような類義語があります。

  • あちらを立てればこちらが立たず:一方を立てると、もう一方は立てることができないさま

「トレードオフ」は、上記のことわざと「両立できない」という点で共通しています。

まとめ

以上、この記事では「トレードオフ」について解説しました。

英語表記トレードオフ(trade off)
意味何かを達成するのと引き換えに、何かを犠牲にしなければならない関係のこと
語源英語の”trade off”
類義語あちらを立てればこちらが立たず

何かしらの意思決定をする際に、トレードオフの考え方はとてもよく出てきます。

何かを実行することで失われるものをよく考えて、自分にとって最もよい選択ができるといいですね。

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