「添削(てんさく) 」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「添削(てんさく)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「添削」の意味をスッキリ理解!

添削(てんさく):他人の文章・答案などをけずったり書き加えたりして直し、いっそう良くすること

「添削」の意味を詳しく

「添削」とは、自分が書いた文章や論文などではなくて、他人が書いた文章・レポート・詩歌・書道等に手を加えることです。

書道では、主筆を加えて直すことを意味します。

「添削」の使い方

「添削」は、以下のように使用されます。

  • 添削する
  • 添削を受ける
  • 添削を行う

例文は以下の通りです。

  1. 学校の先生は国語の授業で生徒全員の作文を添削しなければならない。
  2. レポートの添削を行う短期アルバイトに応募した。
  3. 書の道を極めていきたいという志を持っているので、高名な書道の先生に自分の文字の添削をお願いした。

例文③のように、作文やレポートだけでなく書道の手直しの際にも「添削」が使われます。書道の添削では、「朱筆(赤色の墨)」を用いて文字の間違いを手直ししていきます。

「添削」の語源

「添削」を構成する漢字の意味は、それぞれ以下の通りです。

  • :つけ加える。
  • :けずる。けずりとる。

それぞれの漢字の意味からも文章や文字などを付け加えたり、けずったりする行為を表す言葉だと推測できます。

「添削」の類義語

「添削」には以下のような類義語があります。

  1. 改稿:一度書き上げた原稿を書きなおすこと。
  2. 推敲:詩文の字句や文章を十分に吟味して練りなおすこと。
  3. 校正:文字・文章を比べ合わせ、誤りを正すこと。誤植や体裁の誤りを正すこと。
  4. リライト:他人の原稿を書きなおすこと。また、ある文章を目的に合わせて書きなおすこと。
  5. 修正:不十分・不適当と思われるところを改め直すこと。

②の「推敲」は、詩文や文章を作るときに、表現をより良いものにするためによく考えたり練り直すことを表します。

誤りや脱字を直すというよりかは、言い回しや表現を良くする際に用います。

「添削」との違いは以下の通りです。

  • 添削:「他人」が書いた文章・レポート・詩歌・作文に語句に手を加えること
  • 推敲:「自分」が書いたものを直すこと

 

③の「校正」は、誤字脱字がないか、コピーしている部分はないか、おかしな表現がないか一字一句確認することです。

以下のような言い回しで使われます。

  • 校正をする
  • 校正をかける
  • 校正を行う
⑤の「修正」と「添削」の違いは以下の通りです。

  • 添削:「他人」の文章作品・習字の文字・絵画などを見て、必要なものを書き加えたり不要なものを削ったりすること
  • 修正:「自分」の文章作品も含めて不十分な点を改め直すこと

 

それぞれの類義語の例文は以下の通りです。

  1. 改稿作業は意外と大変な作業だ。
  2. 何度も推敲を重ねた結果、自分が納得できる小説が出来上がった。

  3. 校正をすることによって、抜けている箇所や文章の誤りを見つけることができる。

  4. 原稿のリライトの期日が迫っている。

  5. 夜中に書いたレポートを修正する。

「添削」の英語訳

「添削」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • correction
    (添削)

添削を受ける場合には、“correct”の受け身形である“have corrected by”を使用します。

例文は以下の通りです。

  • I’ll correct your diary.
    (私はあなたの日記を添削します。)
  • I came to have my essay corrected by my teacher.
    (エッセイを添削してもらいに来た。)

まとめ

以上、この記事では「添削」について解説しました。

読み方添削(てんさく)
意味他人の文章・答案などをけずったり書き加えたりして直し、いっそう良くすること
語源「つけ加える」と「けずる」という意味の漢字から
類義語改稿、推敲、校正、リライト、修正など
英語訳correction(添削)

類義語の意味と注意して覚えましょう。