「野暮(やぼ)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は熟語の「野暮(やぼ)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「野暮」の意味をスッキリ理解!

野暮(やぼ):世情にうとく、融通が利かないこと。垢抜けていないこと。

「野暮」の意味を詳しく

野暮とは、世情にうとくて空気が読めないこと、また垢抜(あかぬ)けていないことを指します。

まずは一つ目の意味を詳しく見ていきましょう。野暮は、人の気持ちを理解できずに行動を起こしてしまった際に、空気が読めない、融通が利かないという意味で使われます。

例えば、恋人同士が別れを惜しんでいる場面があったとします。二人をわざわざ邪魔するのは得策とは言えません。そこで、あえて割って入るような人を「野暮な人」と表現することができます。

 
次に、二つ目の意味を詳しく見ていきましょう。垢抜けないというのは、洗練されてなく、洒落っ気がないことです。

例えば、どことなく着こなせていない、また服装に無頓着な人の出で立ちを「野暮な格好」と呼ぶことができます。

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「野暮」の使い方

  1. 「ごめん、ちょっと野暮用があって明日のデートに行けなくなってしまった。」
  2. 彼女は、高校時代の野暮ったい格好をしなくなり、大学に入ってから垢抜けた。
  3. 夫婦間のことに口出しするような野暮なことはしてはいけない。

①の野暮用とは、「仕事上の用事」や「取るに足りないささいな用事」を意味します。

「野暮」の語源

もともと野暮という言葉は、江戸時代に遊女や遊女屋の事情にうといことを指していました。この言葉の語源に関しては、少なくとも二つの説が存在します。

一つ目の説では、「野夫(やふ)」という田舎者を意味する言葉から転じたと言われています。もう一つの説では、草木が生い茂るほど人里離れた地域に住む人々を指した「薮者」という言葉が転じたと言われています。これらの説から、田舎者は世情に疎いと考えられていたことが分かります。

ちなみに、野暮は当て字であるため、それぞれの漢字に意味はありません。

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「野暮」の類義語

「野暮」には以下の類義語があります。

  • 無粋(ぶすい):男女間の気持ちの揺れを理解できないこと
  • 無骨(ぶこつ):洗練されていないこと。行儀が悪いこと。

「野暮」と「無粋」は人の気持ちを理解できないという意味で共通しています。しかし、無粋は特に、男女間の気持ちがわからないときに使われます。

「野暮」の対義語

「野暮」には以下の対義語があります。

  • 垢抜け:洗練されていること
  • 粋(いき):振る舞いが洗練されていること
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「野暮」の英語訳

「野暮」を英語に訳すと以下のような表現になります。

  • boorish
    (田舎臭いこと)
  • senseless
    (気が利かないこと)
  • talk rubbish
    (野暮なことを言う)

まとめ

以上、この記事では「野暮」について解説しました。

読み方 野暮(やぼ)
意味 社会情勢に疎く、融通が利かないこと。洗練されていなくて、洒落っ気がないこと。
類義語 無骨など
対義語 垢抜けなど
英語訳 talk rubbish(野暮なことを言う)

コミュニティで生活するにおいて、人の心情を察知することはとても大切なことでしょう。「野暮」なことは言わないように、相手の気持ちを理解しようとする気持ちが持てるといいですね。

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