「無粋(ぶすい)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「無粋(ぶすい)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「無粋」の意味をスッキリ理解!

無粋(ぶすい):粋ではないこと、野暮なこと

「無粋」の意味を詳しく

「無粋」とは、粋ではなく野暮であることという意味です。

無粋な人、無粋な質問、というように、「無粋な○○」という風に使います。

」という言葉には、「気性・態度・身なりが垢抜けていて、自然な色気が感じられるさま」「人情・世情に通じているさま」という意味があります。

したがって、その反対語である「無粋」は「態度や服装などが洗練されていないこと」「人の気持ちや世の中の様子に疎いこと」という意味になります。

また、面白味がなく遊び心がわからない人に対して使う場合もあり、総じてマイナスイメージを伴った言葉だと言えます。

 

「不粋」とも書くことがありますが、読み方は同じく「ぶすい」です。「ふすい」「ふいき」と読み間違えないよう注意しましょう。

「不粋」の使い方

  1. 女性に体重を聞くなんて、無粋な男だ。
  2. 他人の別れ話に首を突っ込むような無粋な真似はしたくない。
  3. 私の父は、冗談の通じない無粋な人だ。

①の「無粋」は、「男女の仲など人の気持ちに疎く、情緒がないこと」という意味で用いられています。機転がきかない人を指す場合や、失礼な質問を直接的に聞く場合、このように「無粋」という言葉が使われます。

②の「無粋」は、「態度が洗練されておらず図々しいさま」を表しています。記者会見の場などでよく聞く、「無粋な質問をしますが〜」という前置きもこの意味で使われており、空気の読めないことを聞くようで申し訳ないという気持ちを表す時に使います。

似たような場面として、失礼で無茶なお願いを相手にする際、「不躾(ぶしつけ)なお願いですが〜」と言うことがありますが、この場合「無粋なお願いですが〜」という使い方はしないので注意が必要です。

③の「無粋」は、「真面目で面白味がないさま」を表す言葉として使われています。

「無粋」の類義語

「無粋」には以下のような類義語があります。

  • 野暮(やぼ):言動や趣味が洗練されていない様子
  • 無骨(ぶこつ):素朴で、作法や趣味を身に付けていないこと
  • 無風流(ぶふうりゅう):風流でないこと
  • ナンセンス:意味のなく馬鹿げたこと、つまらないこと

「無粋」の対義語

「無粋」には以下のような対義語があります。

  • 粋(いき):人情・趣味に通じ、垢抜けていること
  • 垢抜けている:スマートで洗練されているさま
  • 小粋:どことなく垢抜けているさま

「無粋」の英語訳

「無粋」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • boorish
    (野暮な)
  • tactless
    (機転のきかない)
  • uncultured
    (教養のない)
  • not stylish
    (スタイリッシュでない)

例文
He is a boorish man who is only interested in making money.
(彼は金儲けにしか興味のない無粋な男だ)

まとめ

以上、この記事では「無粋」について解説しました。

読み方無粋(ぶすい)
意味粋ではないこと。野暮であるさま。
類義語野暮、無骨、無風流、ナンセンス など
対義語粋、垢抜けている、小意気 など
英語訳boorish(野暮な), tactless(機転のきかない), uncultured(教養のない), not stylish(スタイリッシュでない)

「無粋」という言葉には、人の気持ちや世間の様子に疎いこと・服装や態度などが洗練されていないこと・面白味がなく遊び心がわからないこと、などの意味があることがわかりました。

「無粋な人だ」「無粋な質問だね」というように、ビジネスシーンというより日常会話の中で多く使われる言葉ですが、マイナスイメージが強いので目上の人や初対面の人に対して使う際は注意しましょう。