「ナンセンス」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ナンセンス」です。

「ナンセンス」の意味・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。

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「ナンセンス」とは?

ナンセンス(nonsense):無意味なこと、くだらないこと

「ナンセンス」の意味を詳しく

「ナンセンス」とは、「無意味なこと、くだらない、ばかばかしい」ことです。相手の行動や論理を否定するするときに使われます。

「ナンセンス」には、相手の行ったことに対して「ばかばかしい」という意味が込められています。たとえば、「あなたの発言はナンセンスだ」と言われたとしましょう。その場合、「意味が分からない発言、理にかなっていない」などの意味が込められていると言えます。

このように「ナンセンス」には、否定的な感情があります。

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「ナンセンス」の使い方

  1. 授業中に居眠りをしているのは、ナンセンスだ。
  2. かっぱを着ているのに傘をさすのは、ナンセンスだ。
  3. 今回の会議は、意見が出ずナンセンスなものになった。

上の例文のように、「ナンセンス」は、「無意味なこと、ばかげている」と表現したいときに使われます。「センスがない」という意味ではないので注意しましょう。

「ナンセンス」の語源

ナンセンスの語源は英語の “nonsense” です。

「non」は、「否・不・無」など打消しを意味します。「sense」は「意義」や「価値」を意味する英単語です。「non(否定)+sense(意味)」で「無意味である、くだらない」といった意味になります。

「ナンセンス」は「センスがない」ではない

日本語で「センス(sense)」は、「感覚」や「感性」と使われることが多いです。そのため、「ナンセンス」を「感性がない、センスがない」と誤解をしてしまう人が多いです。「ナンセンス」と「センスがない」は同じ意味ではありません。

「センスがない」とは、「物事の微妙な変化を感じ取る能力がない、才能がない、感性がない」などの意味があります。たとえば、「サッカーのセンスがない」という場合では、「6年間、サッカーの練習を欠かさずやっているのに少しも上達しない人」のことを指します。サッカーが向いていないという意味に捉えることが出来ます。

「ナンセンス」は、「意味がないこと、ばかばかしいこと」です。「センスがない」は、「感性がない」という意味です。意味が異なるので、混同しないようにしましょう。

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「ナンセンス」の類義語

ナンセンスには以下のような類義語があります。

  • ノンセンス:無意味なこと、くだらないこと
  • 世迷い言:他人に通じない愚痴、訳のわからないことをくどくど言うこと
  • 無意義:意味のないこと
  • 無意味:意味のないこと
  • 虚言:いつわりのことば、うそ

「ノンセンス」は「ナンセンス」と同じく、「無意味なこと、くだらないこと」という意味です。この2つの意味は同じです。語源も、英語の「nonsense」と同じです。

「ナンセンス」の対義語

ナンセンスには以下のような類義語があります。

  • センス:道理にかなったこと、判断力がすぐれていること
  • 良識:すぐれた見識のこと
  • 思慮:慎重に物事を考えること

「ナンセンス」は、「センス」の否定であるため、「ナンセンス」の対義語になります。対義語としての「センス」とは、「判断力や良識」を意味します。

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ナンセンス文学とは?

「ナンセンス文学」とは、「ルールや倫理を無視した文学」です。意味のあるものと意味のないものを組み合わせ、常識や固定概念を無視した作品のことです。

 

ナンセンス文学の代表的な作品は、ルイス・キャロル原作の『不思議の国のアリス』です。この作品は、常識や倫理にとらわれない不思議な世界観が繰り広げられています。

この物語では、不思議な登場人物達たちや、飲み物を飲んで伸び縮みする体、「判決が先、審議は後」と法廷の場で主張する女王など、私たちの住む世界では、理解できないことが多く表現されています。

これらすべて、合理的な説明がなく、私たちの持つ常識を覆しています。この合理的な説明がない作品を「ナンセンス文学」といいます。

「ナンセンス文学」と「ファンタジー」の違い

「ナンセンス文学」の類似として、「ファンタジー作品」が挙げられます。この2つのジャンルは、不思議な登場人物や世界観があります。しかし、決定的に異なることがあります。「ファンタジー」では、理論的に語られています。

ファンタジー作品で最も有名な作品の1つ『ハリー・ポッター』は、魔法の世界の物語です。杖を振ると魔法が使えたり、箒で空を飛べたりなど、現実世界ではありえないことです。しかし、この世界の道理は理にかなっており、私たちにも言っていることがわかります。けっして不条理な世界ではありません。

「ナンセンス文学」では、倫理的ではないこともあり、常識的ではない考えがあります。言葉の意味や常識よりも、ユーモアを重視しています。

まとめ

以上、この記事では「ナンセンス」について解説しました。

英語表記ナンセンス(nonsense)
意味無意味なこと、くだらないこと
語源英語のnonsense
類義語ノンセンス、世迷い言、無意義、無意味、虚言など
対義語センス、良識、思慮など
ナンセンス文学ルールや倫理を無視した文学

「ナンセンス」は、相手を馬鹿にしたり、否定するときに使われることが多いので、「ナンセンスである」なんて相手から言われたくありませんね。

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