四字熟語「諸説紛々(しょせつふんぷん)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「諸説紛々(しょせつふんぷん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「諸説紛々」の意味をスッキリ理解!

諸説紛々(しょせつふんぷん):いろいろな憶測や意見、うわさが入り乱れて、真相がわからないさま

「諸説紛々」の意味を詳しく


「諸説紛々」とは、いろいろな憶測や意見、うわさが入り乱れて、真相がわからないさまのことです。特に、多様な意見がある中で、結論がまとまらない様子を表すことが多いです。

また、誰もが自分の意見を曲げないために、主張が対立している状態も意味します。この場合は、「紛糾(ふんきゅう)」と言い換えることができます。

「諸説」はさまざまな説、「紛々」は入り乱れるさまを表しています。

「紛々」は、「紛紛」「芬芬」と表記することもできます。

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「諸説紛々」の使い方

  1. この事件について、ネット上ではさまざまな意見が飛び交っている。議論を盛り上げるために嘘の目撃証言を書き込む人もおり、諸説紛々としている。
  2. 沼から新種の生物の骨が発見された。頭が平らであったことから、カッパの骨ではないかという説もあり、諸説紛々としている。
  3. この病気は、後天的なものだと思われがちだが、先天的な遺伝子の異常を原因とする説もある。学会ではさまざまな意見があり、諸説紛々としている。

➀では、「いろいろな憶測やうわさが入り乱れて、真相がわからないさま」という意味で「諸説紛々」を使っています。

一方、➂では学会で意見が対立している様子を「諸説紛々」と言い表しています。

このように、意見自体の根拠の有無には関わらず、「諸説紛々」を使用することができます。

「諸説紛々」の類義語

「諸説紛々」には以下のような類義語があります。

  • 議論百出(ぎろんひゃくしゅつ):さまざまな意見が、数多く出ること
  • 甲論乙駁(こうろんおつばく):互いに自分の意見を譲らず、結論が出ないこと
  • 賛否両論(さんぴりょうろん):あることについて、賛成と反対の両方の意見があること
  • 紛紛聚訴(ふんぷんしゅうそ):多くの人が色々なことを言うこと

「甲論乙駁」は、甲が「論」ずると、乙が「反駁(はんばく)」するということを表します。

「反駁」とは、他人の意見に反対し、論じ返すことです。簡単に言うと、「反論」です。

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「諸説紛々」の対義語

「諸説紛々」には以下のような対義語があります。

  • 衆議一決(しゅうぎいっけつ):多くの人が議論をした結果、意見がまとまること
  • 衆口一致(しゅうこういっち):多くの人の意見が合うこと
  • 満場一致(まんじょういっち):その場にいるすべての人の意見が一致すること

「諸説紛々」の英語訳

「諸説紛々」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • divergent opinions abound
    (異なる意見がたくさんある)
  • opinion is divided
    (意見が割れている)
  • there are many rumors afloat
    (たくさんの噂が広まっている)

divergent opinions は、「異論」と訳すことができます。abound は、「たくさんある」という意味です。

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まとめ

以上、この記事では「諸説紛々」について解説しました。

読み方 諸説紛々(しょせつふんぷん)
意味 いろいろな憶測や意見、うわさが入り乱れて、真相がわからないさま
類義語 議論百出、甲論乙駁、紛紛聚訴など
対義語 衆議一決、衆口一致、満場一致
英語訳 divergent opinions abound(異なる意見がたくさんある)

日本人は、海外の人に比べて、明確に相手と対立することは少ないと言われています。しかし、時には議論が白熱し、諸説紛々となることもあるでしょう。

また、近年ネットではフェイクニュースが広まることがあります。ネット上の掲示板等は、諸説紛々としていることが少なくありません。

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、「諸説紛々」を使う機会は必ずあるはずです。しっかり覚えておきましょう。

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