ことわざ「後足で砂をかける」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「後足(あとあし)で砂(すな)をかける」です。

言葉の意味、使い方、類義語、対義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

「後足で砂をかける」の意味をスッキリ理解!

後足(あとあし)で砂(すな)をかける:恩のある人を平然と裏切り、去り際にさらに迷惑をかけること

「後足で砂をかける」の意味を詳しく

「後足で砂をかける」は、恩のある人を平然と裏切り、去り際にさらに迷惑をかけるという意味のことわざです。

犬や馬が走り始める時、後ろ足で砂を蹴散らす様子が表現されています。「砂をかける」の部分が、「迷惑をかける」ことのたとえになっています。

犬や馬が土を蹴散らす仕草は、危害を加えているのではなく「マーキング」という習性によるものです。人間の視点では、「後足で砂をかける」という犬や馬による行為を受けると被害に遭ったように感じますが、犬や馬は意図して行っているわけではありません。

ちなみに、「後足」を「あとあし」と読むのは誤りなので、注意しましょう。

スポンサードリンク

「後足で砂をかける」の使い方

  1. 卒業式で、お世話になった恩師に挨拶もせず、影で悪口を言っていたね。そんな後足で砂をかけるような行動は、今後はやめなさい。
  2. お世話になったのに、後足で砂をかけるようなことをすると罰が当たるよ。

「後足で砂をかける」の類義語

「後足で砂をかける」には以下のような類義語があります。

  • 軒(の)を貸(か)して母屋(おもや)を取(と)られる:一部を貸したばかりに全部を取られるということ
  • 恩(おん)を仇(あだ)で返(かえ)す:恩を受けた人に対して、感謝するどころか害を加えるような仕打ちをすること
  • 飼い犬に手を噛(か)まれる:日頃から可愛がり、面倒を見てきたのに裏切られるということ
  • 庇(ひさし)を貸して母屋を取られる:一部を貸したばかりに全てを取られるということ
スポンサードリンク

「後足で砂をかける」の対義語

「後足で砂をかける」には以下のような対義語があります。

  • 立つ鳥跡を濁(にご)さず:立ち去る者は、見苦しくないように始末をしていくべきだという戒め
  • 飛ぶ鳥跡を濁さず:立ち去る者は、自分の居た場所を汚したままにするのではなく、綺麗にしてから出るべきだということ

「後足で砂をかける」の英語訳

「後足で砂をかける」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Put the sand in the hind paws.
    (後足で砂をかける。)
スポンサードリンク

まとめ

以上、この記事では「後足で砂をかける」について解説しました。

読み方 後足(あとあし)で砂(すな)をかける
意味 恩のある人を平然と裏切り、去り際にさらに迷惑をかけること
類義語 軒を貸して母屋を取られる、恩を仇で返す、飼い犬に手を噛まれるなど
対義語 飛ぶ鳥跡を濁さず、立つ鳥跡を濁さずなど
英語訳 Put the sand in the hind paws.(後足で砂をかける。)

後足で砂をかける行為をしても、誰にも得はありません。良好な人間関係を築くためにはこのようなことはしない方がいいですね。

スポンサードリンク