今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ソート」です。
「ソート」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。
☆「ソート」をざっくり言うと……
英語表記 | ソート(sort) |
---|---|
意味 | 分類、ある順番によって並べ替えること |
語源 | 英語のsort |
類義語 | ジャンル、カテゴリ、スクリーニングなど |
「ソート」の意味をスッキリ理解!
「ソート」の意味を詳しく
「ソート」は「分類、ある順番によって並べ替えること」という意味のカタカナ語です。具体的には、ある法則や順番で並べ替えをすることです。
たとえば、あいうえお順、小さい順、古い順という順番がありますが、これに沿って並べ替えることが「ソート」です。
もっと具体的に言うと、りんご、みかん、バナナがあったとします。これをあいうえお順で「ソート」を行うと、「バナナ、みかん、りんご」になります。
その他にもアルファベット順や好きな順など、さまざまな「ソート」の方法があります。
「ソート」の使い方
- ソートして、パソコンのファイルを管理しやすくする。
- ソートボタンを押せば、勝手に順番が入れ替わる。
- エクセルでは、ソートをかけることで業務を効率化できる。
「ソート」は「ソートする」「ソートをかける」というように、動詞と一緒に使うことが多いです。ITなどパソコンに関してよく使います。
①の例文は、パソコンのファイルに関する例文です。「並べ替えて、ファイルを管理しやすくする」というのがこの文章の意味です。
②の例文もパソコン関係です。パソコンのファイルを管理するソフトでは、ソートボタンというものがあります。必ずしも「ソートボタン」という名称ではないのですが、クリックすると簡単に並べ替えをしてくれる機能があります。
③の例文はパソコンのエクセルというソフトに関してです。エクセルとは、表計算をするソフトです。ここでも、並べ替えの機能を使ってファイルを見やすいようにできます。その事を「ソート」を使って表現しています。
「ソート」の語源
「ソート」の語源は英語のsortです。意味は日本語の「ソート」と似ています。名詞と動詞の両方で使います。名詞で使う時は、「種類」という意味です。また口語では「人、ヤツ」を指します。
一方で動詞として使う時には、「区別する」という意味です。特に郵便物を区別する時に使います。余談ですが、sortはアメリカとイギリスは発音が異なる単語のひとつです。
「ソート」の類義語
「ソート」には以下のような類義語があります。
それぞれ見ていきましょう。
ジャンル
「ジャンル」は「種類」という意味のカタカナ語です。「ソート」のように並べ替えるという行為を示す訳ではありませんが、似ています。並べ替える時は「ジャンル分け」と言います。
また、「同じジャンルでソートする」とも言いますね。
カテゴリ
「カテゴリ」は分類という意味のカタカナ語です。「ジャンル」とも意味が似ています。どういった物が「カテゴリ」なのかというと、たとえば、柴犬やチワワがいたとします。これは犬という「カテゴリー」で括ることができます。
ちなみに「カテゴリ」と「ジャンル」は似ていますが、違う点もあります。「ジャンル」は個人の主観が入るのに対して、「カテゴリー」では誰が見ても分類可能です。先ほどの犬の例がそうですよね。
スクリーニング
「スクリーニング」とは、「ふるい分け、選考」という意味のカタカナ語です。「選別する」というニュアンスです。「ソート」のように並べ替えるという意味合いではありませんが、似ています。
たとえば、パソコン用語ではあるサイトにアクセスできるコンピュータに制限をかけることを「スクリーニング」と言います。コンピュータを選別しているわけです。
まとめ
以上、この記事では「ソート」について解説しました。
英語表記 | ソート(sort) |
---|---|
意味 | 分類、ある順番によって並べ替えること |
語源 | 英語のsort |
類義語 | ジャンル、カテゴリ、スクリーニングなど |
「ソート」はオフィスワークする時に必須の単語です。もし、意味が分からなければ仕事する時に困るかもしれません。
ぜひ、この記事を参考にして「ソート」の意味使い方を覚えましょう。