「孤高(ここう)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「孤高」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「孤高」の意味をスッキリ理解!

孤高(ここう):集団に属さず身の考えや信念を貫き、ただ一人でその道を突き進む態度や行動

「孤高」の意味を詳しく

「孤高」の意味は、「集団に属さず身の考えや信念を貫き、ただ一人でその道を突き進む態度や行動」です。

このような態度を持ち、行動する人物を「孤高の人」と表現します。

「孤高の人」は、良い意味で使われる場合と、悪い意味で使われる場合があります。それぞれの意味を詳しく見ていきましょう。

「孤高の人」の良い意味

「孤高の人」の良い意味は「周りに流されることなく、自分の信念や考えを貫くことができる」というものです。

集団に属さず、周りの意見に影響も受けにくいので、自分が信じていることを貫けます。

「孤高の人」の悪い意味

「孤高の人」は、悪い意味で使われる場合もあります。その場合には、「周りを気にしないため、協調性に欠ける」という意味になります。

集団に属さず周りを気にしないため、周りに何を言われても自分の考えを変えないことがあります。これは、悪い意味でとらえると「協調性がなく、他人への思いやりに欠ける」とも言えます。

ただし、「孤高の人」とは、他人を嫌っているため孤立している人を指すわけではなく、自分の信念を貫くためにあえて一人でいる人を表すことが多いです。

「孤高」の使い方

  1. 彼は、孤高の人として有名だ。
  2. 目的のために孤高に生きることを決めた。
  3. 彼女は人とは群れない孤高の存在だ。

「孤高の人」「孤高に生きる」「孤高の存在」という使われ方をすることが多いです。

「孤高」の語源

「孤高」の本来の意味は、「俗世間との関わり合いを自ら断って一人で道を求める者の姿」を表す言葉でした。

ここで言う「道」とは、「人の守るべき義理・教え」という意味です。この「道」を守り求めるために、私利私欲を優先せずに他者に流されて妥協しない姿勢を「孤高」と言います。

また、この「名誉」や「誇り」を求める姿勢から、「信念を持つ気高い態度」という意味や「強調性のない態度」という意味で使われるようになりました。

また、「孤高」のそれぞれの漢字の意味は以下の通りです。

  • :独りぼっちで助けのないこと
  • :位置が上にあること・立派なようす

「孤高」の類義語

「孤高」には以下のような類義語があります。

  • 孤立:助けが得られず独り切り離された状態にあること
  • 一匹狼(いっぴきおおかみ):仲間を求めず自分自身の立場から独力で行動する人
  • 隠棲(いんせい):世間から離れて、ひっそりと暮らすこと
  • 孤独:仲間や身寄りがなく、ひとりぼっちであること
  • 浮世離れ:世の中の動きや常識に無頓着であること
  • 高踏的:金銭、地位、名誉などといった世俗的な欲望を超えて、超俗の境地や態度にあるさま
  • 気高い:上品で高貴な感じがある
  • 独立独歩(どくりつどっぽ):他人に頼らず、自分の力で信ずる道を進んでいくこと

「孤高」の対義語

「孤高」には以下のような対義語があります。

  • 卑俗(ひぞく):下品でいやしいこと
  • 大衆:社会の大多数を占める大勢の人々
  • 野暮:わからず屋で融通がきかないようす
  • 低俗(ていぞく):下品で俗っぽいこと

「孤高」の英語訳

「孤高」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • loneliness
    (孤独)
  • solitude
    (孤立)
  • isolation
    (絶縁)

まとめ

以上、この記事では「孤高」について解説しました。

読み方孤高(ここう)
意味集団に属さず身の考えや信念を貫き、ただ一人でその道を突き進む態度や行動
語源「独りぼっちで助けがない」という意味の漢字
類義語孤立、一匹狼、隠棲、孤独、浮世離れ、高踏的、気高い、独立独歩
対義語卑俗、大衆、野暮、低俗
英語訳 “loneliness” (孤独)
“solitude” (孤立)
“isolation” (絶縁)

「孤高」は、日常生活の中でも使われる言葉です。この機会に使いこなせるようにしておきましょう。