「独立独歩」の意味とは?使い方から類義語や英語まで例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「独立独歩(どくりつどっぽ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

☆「独立独歩」をざっくり言うと……

読み方独立独歩(どくりつどっぽ)
意味他人に頼らずに自分が信じる道を自分の力だけで進むこと
類義語赤手空拳、単槍匹馬、独立自尊、独立不羈、自主独立
対義語付和雷同、揣摩迎合、阿諛追従
英語訳self‐reliance(自分への信頼)、independent(独立・自立)、self‐help(自立)

「独立独歩」の意味をスッキリ理解!

独立独歩(どくりつどっぽ):他人に頼らずに自分が信じる道を自分の力だけで進むこと

「独立独歩」の意味を詳しく


「独立独歩」とは、他人に頼らずに自分が信じる道を自分の力だけで進むことという意味を持つ四字熟語です。

「独」は「一人で」という意味を持つ漢字です。

ですので、「独立独歩」は文字だけを見ると「一人で立ち、一人で歩く」という意味になり、そこから転じて、「他人に頼らずに自分が信じる道を進むこと」という意味を持つようになりました。

「独立独歩」の使い方

  1. 彼は最後まで、誰の力も借りず、独立独歩の姿勢を貫いた。
  2. 彼女の生き様はまさに独立独歩で、自分の力だけを信じている。
  3. ここまで独立独歩でやってきたことには理由がある。

「独立独歩」の類義語

「独立独歩」には以下のような類義語があります。

  • 赤手空拳(せきしゅくうけん):誰からも力を借りることなく、自分の力だけで物事に取り組むこと
  • 徒手空拳(としゅくうけん):自分の力以外に頼るものがないこと
  • 単槍匹馬(たんそうひつば):他人の力を借りずに、自分の力だけで行うこと
  • 独立自尊(どくりつじそん):他人の力を借りずに、自分の力だけで行うことで自らの品格や尊厳を保つこと
  • 独立不羈(どくりつふき):他人の力に縛られず、自分の力だけで判断して行動すること
  • 自主独立(じしゅどくりつ):他の人を頼らずに、自分の意思で責任をもって行動すること

「独立独歩」の対義語

「独立独歩」には以下のような対義語があります。

  • 付和雷同(ふわらいどう):自分の考えを持たず、やたらに他人の意見や考えに同調すること
  • 揣摩迎合(しまげいごう):相手が思っていることを推測して合わせること
  • 阿諛追従(あゆついしょう):相手に気に入られるために、お世辞を言ったり相手の言うことに従ったりして機嫌を取ること

「独立独歩」の英語訳

「独立独歩」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • self‐reliance
    (自分への信頼)
  • independent
    (独立・自立)
  • self‐help
    (自立)

まとめ

以上、この記事では「独立独歩」について解説しました。

読み方独立独歩(どくりつどっぽ)
意味他人に頼らずに自分が信じる道を自分の力だけで進むこと
類義語赤手空拳、単槍匹馬、独立自尊、独立不羈、自主独立
対義語付和雷同、揣摩迎合、阿諛追従
英語訳self‐reliance(自分への信頼)、independent(独立・自立)、self‐help(自立)

時には人の力を借りずに、「独立独歩」の精神を貫くことも大事です。