「雪辱(せつじょく)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「雪辱(せつじょく)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語についてわかりやすく解説します。

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「雪辱」の意味をスッキリ理解!

雪辱(せつじょく):受けた恥や汚名を払うこと

「雪辱」の意味を詳しく

「雪辱」は、「受けた恥や汚名をぬぐい消すこと」という意味です。

特に、競技で負けたことのある相手に勝つことで、名誉挽回することを指します。

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「雪辱」の使い方

  1. 昨年負けた相手に、今年の大会では雪辱を果たした。
  2. 雪辱を誓い、四年後のオリンピックに向けて練習を重ねる。

①のように、「雪辱を果たす」という表現でよく使われます。

「雪辱を晴らす」という表現は、「雪辱」という熟語自体が「受けた恥をぬぐい消す」という意味を持っているため、重複表現になってしまいます。ちなみに、「晴らす」を用いる成句表現は「屈辱を晴らす」です。「雪辱を果たす」と同じく、傷ついた名誉を挽回することを指します。

平成22年度に文化庁が行った「国語に関する世論調査」の結果では、「前に負けた相手に勝つこと」を表現するとき、本来の言い方とされる「雪辱を果たす」を使う人が 43.3%、誤った表現である「雪辱を晴らす」を使う人が 43.9% という結果が出ています。

あくまでも正しい使い方は「雪辱を果たす」ですから、間違えないように注意しましょう。

「雪辱」の語源

雪辱という熟語は、「辱(はじ)を雪(すす)ぐ」と書き下すことが出来ます。

「辱」には、「恥、名誉が傷つく」という意味があります。また、「雪」という漢字は、古くから「洗い清める」という意味で使われていました。

「恥を洗い清める」ということから、「雪辱」は「受けた恥や汚名をぬぐい消すこと」という意味を持ちます。

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「雪辱」の類義語

雪辱には以下のような類義語があります。

  • 報復(ほうふく):仕返しをすること
  • 復讐(ふくしゅう):仕返しをすること
  • 復仇(ふっきゅう):かたきをうつこと
  • 返報(へんぽう):人がしてくれたことに対して報いること。仕打ちに対して仕返しをすること

「返報」は、「良いことのお返し」と「仕返しをすること」という真逆の意味を持つ言葉です。

「雪辱」の対義語

雪辱には以下のような対義語があります。

  • 屈辱(くつじょく):屈服させられて、恥ずかしい思いをさせられること
  • 恥辱(ちじょく):体面・名誉などを傷つけること

「恥辱」は、恥そのものという意味合いです。「屈辱」は、力関係などの理由により、不本意ながら恥ずかしい思いをさせられることを指します。

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「雪辱」の英語訳

雪辱を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • revenge
    (雪辱)
  • retaliate
    (仕返しする)
  • avenge
    (仕返しする)

まとめ

以上、この記事では「雪辱」について解説しました。

読み方 雪辱(せつじょく)
意味 受けた恥や汚名を払うこと
語源 「辱(はじ)を雪(すす)ぐ」から
類義語 報復、復讐、返報など
対義語 屈辱、恥辱
英語訳 revenge(雪辱),retaliate(仕返しする)

長い人生、一度も負けたことがないという人はいないのではないのでしょうか。努力を重ね、雪辱を果たすことが出来るとよいですね。

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