四字熟語「晴耕雨読(せいこううどく)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「晴耕雨読(せいこううどく)」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、対義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「晴耕雨読」の意味をスッキリ理解!

晴耕雨読:世間の煩わしさを離れて自然のままにのんびり生きること

「晴耕雨読」の意味を詳しく

「晴耕雨読」は、晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家で読書するような充実した様子から、「世間の煩わしさを離れて自由気ままに生活すること」や、「悠々自適として自然のままに生きること」そして「田園でのんびりとする文化的な生活」という意味に派生しました。

現代では、必ずしも生活が自然によって影響されません。天気が悪くても外に出かけ、天気が良くても家で過ごすことがよくありますね。

自然の動きに自分の生活をゆだねることは、まさに昔の人々がしていた生活で、これが本来の人間の生活の在り方と言えます。

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「晴耕雨読」の使い方

  1. 毎日の仕事があまりにも忙しすぎて、晴耕雨読など夢のまた夢である。
  2. 叔父が、海外で牧場を経営して老後を過ごしているのは、まさに晴耕雨読である。
  3. ニーチェがスイスの自然の中で療養したように、私も晴耕雨読な生活がしたい。
①の例文では、世間の煩わしさを離れて自由気ままに生活することを夢見るけれど、現実的には難しいという悲しみが表れています。

②の例文では、叔父さんが悠々自適として自然のままに生きていることがわかります。

③の例文では、ニーチェのような文人が田園でのんびり生活したように、自分も晴耕雨読を実践したいと考えていることがわかります。

「晴耕雨読」の由来

晴耕雨読は、明治時代の中国文学者、塩谷節山(しおのやせつざん)が詩の中で「晴耕雨読、優游(ゆうゆう)に足る」と述べたことが始まりと言われています。

「ゆうゆう」とは、「のんびりする」という意味です。「足る」とは、「十分である」もしくは「満足である」という意味があります。

つまり、「晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家で読書することは、のんびりとした暮らしをするのに十分な要素である」と読むことができます。

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「晴耕雨読」の類義語

晴耕雨読には以下のような類義語があります。

  • 悠々自適(ゆうゆうじてき):のんびりと心静かに、思うまま過ごすこと
  • 安居楽業(あんきょらくぎょう):今いる環境や状況に心安らかに満足し、自分の仕事を楽しんですること
  • 閑雲野鶴(かんうんやかく):なんの束縛も受けず、自然を楽しみながら暮らす境遇

自分のしたいように、楽しんで時間を過ごす、ということが晴耕雨読と共通しています。

「晴耕雨読」の対義語

晴耕雨読には以下のような対義語があります。

  • 多事多端(たじたたん):仕事が多くてたいへん忙しい様子
日本人は、晴耕雨読を実践する人よりも多事多端な人の方が多いのではないでしょうか。

やることがあるということは充実してて良いことかもしれませんが、自分の生活も大事にしたいですね。

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「晴耕雨読」の英語訳

晴耕雨読を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Work in the field in fine weather and stay at home reading when it is wet.
    (晴れの日は畑を耕し、雨の日は読書をする)

「晴れの日は」を“when it is sunny”に、「雨の日は」を“when it is rainy”に言い換えることもできます。

まとめ

以上、この記事では「晴耕雨読」について解説しました。

読み方 晴耕雨読(せいこううどく)
意味 世間の煩わしさを離れて自然のままにのんびり生きること
由来 明治の文学者、塩谷節山の詩「晴耕雨読、優游に足る」
類義語 悠々自適、安居楽業、閑雲野鶴など
対義語 多事多端など
英語訳 Work in the field in fine weather and stay at home reading when it is wet.
(晴れの日は畑を耕し、雨の日は読書をする)

SNSの発達で、私達はいつでも人と繋がることができます。このような状態に、疲れてしまうこともあるのではないでしょうか。

晴耕雨読のように、自然に身を任せて生活することは現代に生きる人々にとって必要なことかもしれません。

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