「オーソドックス」とは?意味と使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「オーソドックス」です。
「オーソドックス」の意味、宗教における意味、使い方、語源、類義語、対義語についてわかりやすく解説します。

「オーソドックス」の意味をスッキリ理解!

オーソドックス(orthodox):一般に正統的と認められているさま・伝統的に承認されているさま

「オーソドックス」の意味を詳しく

「オーソドックス」とは、一般に正統的と認められているさま・伝統的に承認されているさまことです。

「正統」には、以下のような意味があります。

  • 正しい系統・血筋・嫡流
  • 創始者の教え・学説・思想などを正しく受け継いでいること
  • その時代、その社会で最も妥当とされる思想や立場

その時代の中で最も妥当とされている考え方や、元になった教えや考えを正しく受け継いでいるようすのことが「オーソドックス」です。

ただし、「その時代の中で最も妥当とされている立場」と、「元になるものを正しく引き継いでいる立場」が異なる場合もあります。

「どれがオーソドックスなものなのか」は人によって異なる可能性があるのです。

宗教における「オーソドックス」の意味

「オーソドックス」という言葉は、宗教の分野でも使われます。あるひとつの宗教でも、宗派が複数に分かれている場合があります。

それぞれの宗派にそれぞれの主張があります。数ある宗派の中で、その時代で最も正統だと考えられる宗派をオーソドックスと言います。

宗教における「オーソドックス」は、時代によって変わることが多いです。また、複数の宗派が「オーソドックス」だと主張して争いが起きる場合もあります。

 

ユダヤ教においては、ユダヤ教の聖書における最初の「モーセ五書」を聖典とし、シュルハン・アルーフという書物にかかれていることを実践する立場のことを「オーソドックス」「正統」と言います。

ユダヤ教の「オーソドックス」は「超正統派」「現代正統派ユダヤ教」に分かれています。

「超正統派」の人々は、ユダヤ教の教義を学ぶことを最優先と考えています。そのため、近代的な教育に否定的で、就労していない者が多いです。

一方で「現代正統派ユダヤ教」は、シュルハン・アルーフという書物にかかれていることを実践する立場ではありますが、現代的価値観や世俗教育に肯定的な立場です。

「オーソドックス」の使い方

「オーソドックス」には以下のような使い方があります。

  1. 社会で大成功するためには、時にオーソドックスな考えを捨てる必要がある。
  2. 奇抜な服装ではなく、オーソドックスな服装が好みです。

「オーソドックス」の語源

「オーソドックス」の語源は英語の “orthodox” です。

“orthodox” は、「正しさ」という意味の “ortho” と、「意見」という意味の “doxa” が語源になってできた言葉です。

由来は「正しい意見」という意味の単語です。

英語の “orthodox” の意味も、カタカナ語と同じく「正統の」「伝統的な」になります。

「オーソドックス」の類義語

「オーソドックス」には以下のような類義語があります。

  • スタンダード:一般のあるべき姿を示すものとしてのあり方・標準
  • マジョリティ:多数派

「スタンダード」とは、「一般のあるべき姿を示すものとしてのあり方」「標準」という意味があり、「正しい」という意味の「オーソドックス」の類義語になります。

「マジョリティー」には、「多数派」という意味があります。基本的に、世の中で「正統な立場」と思われている場合、その立場が多数派になります。

しかし、もちろん伝統を受け継いだ立場が少数派になる場合もあるので注意が必要です。

「オーソドックス」の対義語

「オーソドックス」には以下のような類義語があります。

  • 異端:正統から外れていること

まとめ

以上、この記事では「オーソドックス」について解説しました。

英語表記オーソドックス(orthodox)
意味一般に正統的と認められているさま・伝統的に承認されているさま
語源「正しい意見」という意味の英単語 “orthodox”
類義語スタンダード、マジョリティー
対義語異端

「オーソドックス」の宗教における意味まできちんと理解しておきましょう。