「マイノリティ」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「マイノリティ」です。

「マイノリティ」の意味・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。

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「マイノリティ」とは?

マイノリティ(minority):社会の中で少数派にあたる集団や立場のこと

「マイノリティ」の意味を詳しく


「マイノリティ」とは、社会の中で少数派にあたる集団や立場のことです。つまり、社会的少数派のことです。

「社会的弱者」と近い概念ですが、「マイノリティ」が必ずしも弱い立場にあるわけではありません。そのため、定義としては異なります。

ただ、「マイノリティ」には、少なからず「弱者」というニュアンスが含まれます。そのため、「特に裕福な富裕層」「国家を支配する一部の人」のような「強者」は、たとえ社会的に少数であっても「マイノリティ」とはいいません。

 

「マイノリティ」は、多数派と異なる特徴があるがゆえに、社会における差別・偏見の対象となることがあります。

また、民主主義国家においては、多数派の意見が法律・政策に取り入れられることが多いです。そのため、「マイノリティ」が社会制度によって不利な立場になったり、不平等な扱いを受けたりすることがあります。

特定の人々を「マイノリティ」と位置づける要因は、さまざまです。例としては、民族・性・人種・宗教・文化などがあります。日本においては、以下のような人たちが、「マイノリティ」となる場合が多いです。

  • 少数民族
  • 在日外国人
  • 外国人移住者
  • 性的少数者
  • 少数派宗教の信者

「性的少数者」とは、性のありかたが大多数の人とは異なる人のことです。具体的には、以下のような人が該当します。

  • レズビアン(Lesbian):女性の同性愛者
  • ゲイ(Gay):男性の同性愛者
  • バイセクシュアル(Bisexual):両性愛者
  • トランスジェンダー(Transgender):身体的な性と、心理的な性が一致しない人
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「マイノリティ」の使い方

  1. どのような社会にも、マイノリティは存在する。無理やりマジョリティに同化させるのではなく、柔軟に違いを受け入れることが大切だ。
  2. 集団内の多様性を保つためには、マイノリティの意見に耳を傾けることが大切だ。
  3. 大学を卒業しても働かなかった僕は、社会的にはマイノリティとして見られているだろう。

また、「マイノリティ」を使った言葉としては、以下のようなものがあります。

  • マイノリティグループ(minority group):国家や社会において、民族的・文化的・宗教的に少数派にあたる人たちの集団
  • マイノリティオピニオン(minority opinion):集団内での少数意見
  • マイノリティ投資(minority investment):特定の企業の株式の過半数以下の株式を取得すること
  • ボーカルマイノリティー(vocal minority):自分の政治的意見を積極的に表明する少数派

「マイノリティ」の語源

「マイノリティ」の語源はラテン語の “minor” です。

ラテン語の “minor”には、「より小さい」という意味があります。これが元となり、同様の意味の英単語 “minor” ができました。

英単語 “minor”から派生してできたのが、 “minority” です。

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「マイノリティ」の類義語

「マイノリティ」には以下のような類義語があります。

  • 異端:その社会・時代で正統とされる思想から外れていること
  • アウトサイダー:成立している社会の範囲外にいる人のこと

「マイノリティ」の対義語

「マイノリティ」には以下のような類義語があります。

  • マジョリティ:社会的多数派
  • 主流派:社会において主流となる人々のこと
  • 大衆:社会の大部分を占める一般の人々のこと

自分の政治的意見を表明しない一般の人のことを、「サイレントマジョリティ」といいます。この言葉は、元々は1969年にアメリカのニクソン大統領が演説で使用したことで有名です。ニクソン大統領は、演説の中で、次のように言いました。

  • the great silent majority of my fellow Americans
    (私を味方してくれる、物言わぬ大多数のアメリカ国民へ)
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まとめ

以上、この記事では「マイノリティ」について解説しました。

英語表記マイノリティ(minority)
意味社会の中で少数派にあたる集団や立場のこと
語源ラテン語の “minor”
類義語異端、アウトサイダー
対義語マジョリティ、主流派、大衆

2002年には、アメリカで『マイノリティ・リポート』という作品が公開されました。監督はスティーヴン・スピルバーグ、主演はトム・クルーズでした。

この映画の影響もあってか、「マイノリティ」という言葉は、日本でも誰もが使う言葉になっています。適切な場面で使えるように、しっかり意味を覚えておきましょう。

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