ことわざ「蒔かぬ種は生えぬ」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「蒔かぬ種は生えぬ」の意味をスッキリ理解!

蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ):何もしないければ、良い結果は得られないということ

「蒔かぬ種は生えぬ」の意味を詳しく

「蒔かぬ種は生えぬ」とは、「努力も何もしなければ、良い結果は得られない」という意味です。

また、「原因が無ければ結果もない」という意味もあります。

「努力をしなければいい結果は得られない」という意味の方が多く使われますが、どちらの意味かは文脈で判断しましょう。

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「蒔かぬ種は生えぬ」の使い方

  1. 口先ばかりで夢を語っていても、蒔かぬ種は生えません。行動に移しなさい。
  2. あまり成績のよくなかった彼が、テストで良い点を取るようになった。蒔かぬ種は生えぬ、努力をしたのだろう。
  3. 勝手に物がなくなるわけがない。蒔かぬ種は生えないと言うし、誰かが隠したに違いない。

❶と❷は、「努力なしでは良い結果は得られない」という意味です。

❸では、「原因がなければ結果もない」という意味で使われています。

「蒔かぬ種は生えぬ」の由来

「蒔かぬ種は生えぬ」は、いろはかるたに由来します。

いろはかるたとは、江戸時代から始まったかるたの一種のことです。「以呂波骨牌」とも書きます。いろは47文字を頭文字にしたかるたで、内容は地域によって異なります。

主に江戸、京都、大阪(名古屋)のかるたが有名です。「蒔かぬ種は生えぬ」は、京都のいろはかるたに由来しています。もともとはかるたの一首でしたが、ことわざとして全国に広まりました。

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「蒔かぬ種は生えぬ」の類義語

蒔かぬ種は生えぬには以下のような類義語があります。

  • 打たぬ鐘は鳴らぬ:原因なくして結果はないこと
  • 打たねば鳴らぬ:行動しなければ成果は得られないこと
  • 春植えざれば秋実らず:努力しなければ良い結果は生じないこと
  • 物が無ければ影ささず:原因がなくては結果は起こらないということ

「蒔かぬ種は生えぬ」の対義語

蒔かぬ種は生えぬには以下のような対義語があります。

  • 開いた口へ牡丹餅(ぼたもち):努力や苦労をせずに、幸運が舞い込むこと
  • 果報は寝て待て:運に任せて、焦らずに時期を待つのが良いということ
  • 鴨が葱(ねぎ)を背負ってくる:好都合なことが重なること
  • 棚から牡丹餅:思いもしなかった幸運が舞い込むこと
  • 開いた口へ団子:何の努力もせずに、幸運に恵まれること
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「蒔かぬ種は生えぬ」の英語訳

蒔かぬ種は生えぬを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • You must sow before you can reap.
    (蒔かぬ種は生えぬ)
  • You cannot make an omelet without breaking eggs.
    (卵を割らずにオムレツは作れない)
  • Harvest follows seedtime.
    (収穫は種蒔きの後にくる)

You must sow before you can reapは、直訳すると「収穫する前には、種を蒔かなければならない」です。「蒔かぬ種は生えぬ」に非常に意味が近いため、英訳としてはもっとも適切です。

You cannot make an omelet without breaking eggsは、「卵を割らずにオムレツは作れない」というさまから、努力や犠牲なしでは何も作ることができないことを意味します。

Harvest follows seedtimeは、訳すと「収穫は種蒔き期に続く」となります。つまり、「種蒔き期なくして収穫はない」という意味を表します。

まとめ

以上、この記事では「蒔かぬ種は生えぬ」について解説しました。

読み方 蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)
意味 何もしないければ、良い結果は得られないということ
由来 京都のいろはかるた
類義語 打たぬ鐘は鳴らぬ、春植えざれば秋実らずなど
対義語 果報は寝て待て、鴨が葱を背負ってくるなど
英語訳 Harvest follows seed time.(収穫は種蒔きの後に来る)

「蒔かぬ種は生えぬ」は、とてもためになる、古くからの教えです。何もしなければ結果は得られません。年齢や性別に関わらず、多くの人に役にたつことわざです。ぜひ覚えましょう。

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