「更新(こうしん)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「更新(こうしん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・語源・英語訳についてわかりやすく解説します。

「更新」の意味をスッキリ理解!

更新(こうしん):前の状態をあらためること

「更新」の意味を詳しく

「更新(こうしん)」は、既存の物や内容を新しく改めることを意味しています。世界記録やすでに存在している既存の記録などを塗り替えたとき「世界記録更新」などと使用されます。

また、ある契約の期間が満了したとき、その契約をさらに継続させることも意味します。主に、賃貸契約といった契約の期間を延ばす際に使用されるのが一般的です。

使い方と意味の違い

「更新」という単語は、ほかの単語と組み合わせることによって少し違う意味になります。その代表例が「契約更新」です。

「契約更新」の場合、「現在の契約内容を新しいものに改める」という意味になります。イメージとしては、昔の物を破棄して新たなものへと変更するような感じです。その期間を延ばし、契約を新しく結びなおす際に使用されることが一般的です。

賃貸借契約の場合など、法律関係が満期によって消滅しようとするとき、当事者の約定や法の定めるところに従って、「同一の法律関係がさらに継続されること」も意味しています。

林業の場合

林業では、「林を仕立て育てること」を指します。育林とほぼ同じ意味で使用されることもありますが、人口造林と同じ意味で用いる場合もあります。

更新の対象となるものによって意味が変わってくるためしっかりと確かめて使っていきましょう。

「更新」の使い方

  1. 世界記録を更新する。
  2. パソコンのプログラムを更新する。

上記の3文は、少し違った意味合いで「更新」が使用されています。

①の例文における意味は、「既存のもの(既に存在しているもの)を新しいものに改めること」を表しています。

世界記録のように、他者がすでに持っている記録、自分が出した最高の成績を超えるときに「記録更新」は使用されます。

②の例文における意味は、「契約の期間を延ばし、さらに継続させること」を意味しています。法律や規約が関係してくるというところもほかの「更新」の使い方とは異なってきます。

③の例文における意味は、「林業で生長した木を伐採し新たに造林すること」を意味しています。林業という特定の対象に対して使われます。

「既存の物から新しいものを生み出すこと」という意味です。根本的な意味は変わりませんが、少しニュアンスが違うため覚えておくといいでしょう。

「更新」の類義語

更新(こうしん)には以下のような類義語があります。

  • 刷新(さっしん):弊害を除き去って全く新しいものにすること
  • 更始(こうし):古いものを改めて新しくはじめること
  • 一新(いっしん):すっかり新しくすること
  • 更生(こうせい):生き返ること・精神的・社会的に立ち直ること

弊害を除き去って、「既存の物とは全く違うものを生み出すこと」を「刷新(さっしん)」といいます。

「古いものを改める」場合は「更始(こうし)」と表現されます。一方で、前の状態は関係なく「すっかりと新しいものに既存の物を改めること」は、「一新(いっしん)」と表現されます。

「更生(こうせい)」は、「人間が生き返ったり、精神的・社会的・物質的に立ち直ること」を指します。心を改めて新しい生活に変えることなど、人間の心や行動に大きく関わっています。

「更新」の語源

「更新」の「更」には、さらにあらためるという意味があります。漢字の由来は、「台座を2つ重ねて上から叩く」ことからきています。

「地面を固めて、霊をやっつけて新たな状態にすっかり新しく変えること」

つまり、「古いものを新しく変える」という意味合いを持った言葉から熟語が成り立っていることが分かります。

「更新」の英語訳

更新(こうしん)を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • renew
    (新しくする)

まとめ

以上、この記事では「更新(こうしん)」について解説しました。

読み方更新(こうしん)
意味既存の物を新しいものに改めること
類義語刷新、更始、更生、一新など
語源「更」の「さらに改める」という意味から
英語訳renew

「更新(こうしん)」は、新しいものに改めるという意味を持っていますが、使う対象によって少しニュアンスが変わってきます。日常生活においても、頻繁に使用される単語であるため注意しながら使用していきましょう。

類義語の種類も豊富なので、使い分けていきましょう。